一日一頁:斉藤慶典『デカルト 「われ思う」のは誰か』講談社学術文庫、2022年。
読み始めた。
「対話とはすべて、死者の骸との対話」(18頁)であり、「思考はつねに死を介した営み」と著者は言う。平板な「近代的自我」の確立というデカルト像を更新する恐ろしい論考である。
時間がなくても1日1頁でも読みないことには進まない。
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氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。
読み始めた。
「対話とはすべて、死者の骸との対話」(18頁)であり、「思考はつねに死を介した営み」と著者は言う。平板な「近代的自我」の確立というデカルト像を更新する恐ろしい論考である。
時間がなくても1日1頁でも読みないことには進まない。