【223】本の話「わかりやすい恋」銀色夏生さん 2024.6.27
友人とメールで大正浪漫の話をしていたら、なぜかふと銀色夏生さんの「わかりやすい恋」のことを思いだしました。
1 わかりやすい恋
写真集、それとも詩集?
文庫本サイズの小さな本のページを開くと写真が載せられていて、それに短かい言葉が添えられている。
サイダーの泡のような、綺麗な色のドロップのような、すぐに消えてゆく虹のような、そんな不思議な言葉の数々がなぜか消えずに僕の心に残りました。
当時、僕は忙しい仕事の中で、この写真集に憧れて、こんなふっくらほっぺの女のこに出会ってこんな写真が撮れたらいいなあと現実逃避の夢をみたものでした。
2 このこは誰なの?!
「わかりやすい恋」に登場するふっくらほっぺの女のこ、このこはいったい誰なのでしょう?
知っていた人も、見て気付いてしまった方も多いことでしょう。
デビュー前の森高千里さん、当時18歳でした。
正確に言うとデビューシングル「NEW SEASON」のリリースが1987年5月25日で「わかりやすい恋」の出版が同年12月18日ですからシングルデビューの方が半年早いのですが、写真を撮影したロケとかは騒がしくなるデビューの前に行われたのではないかと想像しています。
僕はこの「NEW SEASON」が結構好きで応援してました。
僕が本屋さんでたまたま「わかりやすい恋」を手に取ったのは出版から11年後の1998年でしたが、今見るとこの本はその時点で60版になっていました。 凄いですねえ。
この本は今でも書店に並んでいて、そうだとしたら何版になっているのでしょうか?気になってきました。
最後に千里さんのお宝ビデオを見つけたの紹介してしまいます。
千里さんのデビューのきっかけになったポカリスエットのイメージガールコンテストに優勝した際の動画です。
初々しさは勿論ですが、すごく凛々しい感じが他より一段抜けています。
でも、優勝千里さんは妥当ですが、個人的には最後に残った3人の内の右端の女のこのことが気になりました。この方も千里さんに劣らない魅力を感持っていて捨て難いと思いました。
この方はその後どういう人生をたどったのでしょうか。運命は不思議です。