『夜明けのはざま』【読書】
今年5冊目の小説。
最近映画になった『52ヘルツのクジラたち』を書いた町田そのこさん。
まだ5冊しか読んでいないけど、今年一の本だった。すっごい良かった。
5人の話があり、それが少しずつ絡んでいて物語が進んでいきます。
そして、芥子実庵という葬儀社を取り巻く話であり、人の「死」から残された生きている人が様々な葛藤やもがきがありながらどのように生きるのかが描かれている作品です。
「ひとはいつ、大事なことに気付くか分からない。気付けるその日まで、自分なりにもがくしかない。」
この言葉が印象的でした。
とてもよい読書体験だったので、他の作品も読んでみようと思います。
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