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momoro66
『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』【読書】

東畑さんの本はこちらが初めてでした。途中、別の東畑さんの本が気になって先にそちらを読み終えましたが、この本もすごく面白かったです。
授業形式で、臨床心理学に知見を分かりやすく届けてくれるという内容でした。
人生の雨の日にどのように対応していくのかをやさしく教えてくれる一冊でした。
「ケアする人がケアされていないとき、ケアはつらくなる。
ケアする人がケアされているとき、ケアは楽しところもある」
ここが印象的でした。
そうであるなら、いやそうだと思うから、ケアする人の身体のケアを届けたいと思う自分がいることに気がつきました。
ケアする人がケアされていなければ、そのケアは継続できないと感じています。
個人的な経験からも、そうだと思っているし、それが社会に欠けていると思う自分がいます。
そう思っている自分がいるならば、まず自分がそれを埋めるために動いていけばいい。
シンプルに身体が元気であることって大事だと思うから、そのためには痛みとか不調とかないのが1番だから。