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第五話 心が疲れてしまった時には
心が疲れてしまう時、それはあなた自身からのSOSのサインです。
いままでに、心が疲れた、そう感じたことはありますか?
「ある!」と思う人はぜひ最後まで読んでくださいね。
【心が疲れた時のサイン】
身体は元気だけれど、なんとなくやる気が出ない。
自分には価値がなく、ダメな人間だと感じる。
暗く悲しい気分が一日中続く。
これまで好きだったことが楽しめない、興味がわかない。
食欲がなくて体重が減ってきた、または、食べ過ぎる。
毎日眠れない、または寝すぎてしまう。
イライラして、怒りっぽい。
疲れやすくて、元気がない。
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ひとつでもあてはまっていたら、心が疲れているかもしれません。
心が疲れる原因は様々です。
仕事や勉強、人間関係などが過度な負担となっている
仕事や勉強、人間関係など、自分自身が関わっている生活の上で、大きなプレッシャーや負担を感じるような場面がある場合には、それがストレスとなっている可能性があります。
仕事で大きな取引を任されたものの、そのノルマをうまく達成できない状況になってしまうと、それがプレッシャーとなって、心が潰されそうになります。
また、受験を控えているのに勉強がはかどらないと、親からの期待も相まって大きなストレスを感じてしまうのではないでしょうか。
人間関係においてうまくいかなかったり、失恋してしまったりしたような場合においても、心はどんどん疲れてしまうのです。
心だけではなく身体的な疲れもピークに達している
心と身体は密接に繋がっており、身体的な疲れがある場合にも「心が疲れた」「何もしたくない」と感じることがあります。
仕事で忙しくしていて、毎日終電に乗って帰宅しているような状態であれば、いつか肉体的な疲れもピークも迎えてしまうことになるでしょう。
毎日、塾に通う必要があったり、遅くまで受験勉強を続けていたりすると、少しずつ疲れは蓄積していきます。
転勤や入学、引越し、出産など環境に変化があった
環境の変化は、私たちが感じている以上にストレスになるものです。
転勤や入学では、「結果を出せるだろうか」「友達とうまくやっていけるかな」などと、知らず知らずのうちにプレッシャーとなっていることがあります。
また、嬉しい場面であっても、ストレスとなることがあります。
新しい家を購入して引越しするようなときには、地域に馴染むまで緊張するものです。
出産によって親になり、生活が一変してしまったことへのストレスや、子供を育てるという大きなプレッシャーがかかったりすることもありますね。
心が疲れてしまうことは、誰でもありえることなのです。
そんなサインを見逃さず、対処していくことは大切です。
サインを無視し続けると、うつ病など精神障害を発症することもあります。
真面目で努力家の人ほど、サインが出ていることにも気づかず、「私の頑張りが足りないからだ」と自分を責めてしまい、もっと頑張ろうとしてしまう傾向にあります。
実際、私もこのタイプです。
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では心が疲れてしまった時の対処法についてお話していきましょう。
①まずは深呼吸をしよう
普段、私たちの呼吸は日々の忙しさにつられて浅く、早くなっていることが多いです。
「今、私の心や身体はどんな状態だろう」と観察をしてみましょう。
観察していくなかで、心の声がきこえてきます。
毎日、深呼吸しながら自分の状態を観察する習慣をつけると良いですね。
②休息をとる
何もする意欲がわかない、心が疲れているという状態のときには、いったん疲れてしまうものから離れるようにすることが大事です。
しっかりと休息を取って、回復を感じられるようになったら、また取り組んでみるといいでしょう。
疲れを感じている時に仕事や勉強などに取り組んでも効率が悪く、さらに自分自身の疲労が積み重なる、という悪循環になってしまいます。
③生活リズムを意識して、睡眠時間を確保する
仕事などで忙しい人であれば、生活リズムを整えることによって、心の疲れを取り除くことができます。
早寝早起きを基本として、しっかりと睡眠を取るようにします。
ゆっくりと入浴してリラックスするようにし、就寝の2時間前までに入浴を済ますようにすると、入眠しやすくなります。
3食はきちんと摂るようにし、暴飲暴食は避け、栄養バランスも考えた食事を心がけるようにしましょう。
④適度な運動をしてリフレッシュ
心が疲れている時には、適度な運動に取り組むことによって、心身をリフレッシュさせることができます。
ウォーキングやジョギング、ストレッチ、ヨガなど軽めの運動であれば、全身の血流を改善し、心身の疲れを取り除くことができます。
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心が元気になってくると、自然と意欲や活力がわいてきます。
女性はホルモンバランスの変化もありますので、「しんどいな」と感じる時は無理をせず、「完璧でなくていい」と思いながら過ごしましょう。
少しくらい完璧でなくたって、思い通りにならなくたって、どうということはないのです。
まだ見えぬ未来の心配をしてもしかたありません。
私たちにあるのは、まさに「今」なのですから。
「今」自分の心が元気になることを選択していきたいですね。
この記事が皆様のお役にたちますように。
今日も、読んでくれてありがとうございます。