Part 20 違和感
Child care and Self care of ui
Part 20 違和感
娘が1歳の頃から、
私は、やっと自分自身に意識を向け始め、
様々なヒーリングツールを使い、
自分を癒すということ(自分との向き合い)を、
人生に取り入れ始めた頃、
子育てに違和感を感じていた。
日々の生活の中で、
私自身の頭に、?マークが出ることが多くなっていった。
子育てをしていると、
嫌でも自分自身の小さな頃の出来事が、
フラッシュバックすることが多い。
親がしていたことを、自分も無意識にやっていたり。
自分自身が小さな頃にされたこと。
ふとした瞬間に娘に同じことをしていたりする。
自分自身の生き方を見直していた時、
それまでの自分自身の生き方は、
苦しい生き方だったと感じ始めていた私は、
この親から教えられたことや世の中の常識に
疑問を持つことが多くなったということなのだろう。
生活の中では、
普通のごく一般的な親子のように、
電車でお出掛けしてみたり、
児童館のサークルに入ってみたり、
ベビーマッサージに通ってみたり、
週に1、2度預けていた保育園とか...
そんなごく普通な生活を送っていた。
そんな生活の中で....色々なことが起こった。
まずは、電車。
娘は電車に乗るとよく泣いていた。
なにか恐怖におののいた顔して、泣きじゃくる。
いつもと違う様子に、その現象になったときは、
私はいつも困惑した。
お腹が空いているでもない....
さっきまで眠っていた....だから、眠いでもない....
機嫌が悪いだけ?それにしては、泣き方が変....
何が原因かわからなかった。
泣いている娘と困っている私に向けられる
周りの目は冷たいものだった。
早く黙らせろ。赤ちゃんつれて電車に乗るな。
そんな風に実際言われたこともあった。
また、逆の言葉をかけてくれたご婦人もいた。
お腹が空いたかなぁ〜眠いかなぁ〜
娘にそう声をかけ、私に、赤ちゃんは泣くものよ。
都会では大変だけど、がんばって!と
私に声をかけてくれた人もいた。
私は娘が泣くと周りの目が気になり、
私のなにがいけないの?
私の何かが問題なの?と娘に訴え、
お願いだから、泣き止んで!と
心の中で叫び.........
そんな自分を後から責めた。
正義を生きていた私は、
自分が完璧な母親でいたいと思っていたのだろう。
世間でいいこぶる生き方を大切にする癖が、
根強く私の中にあったのだろう....
以前の私の癖はそう簡単には、
消えて行かなかった。
世間の冷たい目が突き刺さるほど痛いと感じていた。
そう、その頃の私は、
自分を整え始めてはいたけれど....
まだまだ、それ以上に.......
そんな風に周りの人たちの反応を感じ、
罪悪感と孤独感に苛まれていた。
アイスブルー