パンが焦げた
少しでも気が抜けると、パンが焦げる。
焼き上がるまで数分もかからないはず、じっとしてればいいものの。
人生で何度目かカウントしてないが、両手で数えきれないくらいにはやらかしているだろう。
ここで「〇〇度目です」とスパッと言えた方が小説の主人公っぽくなれる気がする。そもそもそんなセリフを吐く人物はパンを焦がさないかもしれないが。
表面の8割が真っ黒な食パンは、朝の食卓にユーモアさと少しの残念さをもたらす。大事なのは、黒い食パンを見ても笑ってくれる人なのだろう。
笑ってくれてありがとう。
(※写真は全然関係ないうまく焼けた時のパン)
今日の朝日が窓から少し差し込みはじめた頃、洗濯機にスイッチを入れて、《半生缘》を最後まで読み終えた。
そう言えば今日はちょうど日曜日。
ーー”而他们的星期日永远没有天明”
2023.10.22 星期天
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