「その日々は夢のように」

重さに耐え切れず

放り出してしまった

愛に似た何か

罪とは

芽生えて捻れて繋がっていくのだと

このまま

押し潰されるまま縮んで

何もかもを捨てて

小さくなって

雨粒くらいになって

その心臓で跳ねる悪趣味な

出来る限り線のないブロックを踏んで

砕けて溶け合って

誰でもなくなって

その憎かった太陽を甘受して

何処にもいなくなる


3年前の言葉に雨が降り

そして

私に還る

その日々は夢のように

Aimer「春はゆく」