【UW映画感想】#45『ウィリーズ・ワンダーランド』【福島慎之介】
本年も何卒よろしくお願いいたします。
12月に入ってから年末に向かって徐々に高まっていく迎春ムードに心浮かれ、紅白歌合戦のお祭り感に心奪われ、そばを食べている間に気がつけば年を越してあっという間に2024年がはじまりました。
今回の年末年始はなんだか全てがあっという間すぎて、休暇をしっかり味わえず過ぎ去ってしまった気がします。
いや...結局毎年そういうものなのかもしれません。
一瞬で過ぎ去ってしまう幸せ、これから始まるであろう戦いの日々。
少しでもこの年末年始の浮かれた時間を味わっていたい...
だから年始はバラエティ番組が目白押しなんですよね。
そんな年始のバラエティ番組に負けず劣らずファッ◯ンバラエティなのが本作、
「ウィリーズ・ワンダーランド」
ニコラス・ケイジ主演のB 級ファッ◯ンホラー映画です。
イカしたカマロに乗って荒野を走る男ニコラス・ケイジ。
途中でパンクしてしまい立ち往生するが、通りがかりの修理屋に助けてもらう。
修理費は現金のみだと言われ持ち合わせがなく、修理費をタダにしてもらう代わりに廃れたテーマパークの清掃を請け負うことに。
そのテーマパークには悪魔が乗り移ったかのようなアニマルロボたちがいて、次々と男に襲いかかる...
ニコラス・ケイジが着ぐるみ人形を限りなくカッコよくボッコボコにしていくだけのイカれたB 級ファッ◯ンホラー映画です。
コントみたいなストーリーで90分やり切るのすごいですよ。
この映画の約90分間、ニコラス・ケイジ一言も話さないんですよ。
セリフ無し。
バカバカしいのにカッコいいし、もうなんて言っていいかわからなくなる、そんな映画でした。
そのぐらいが年始にはちょうどいいんじゃないですかね。
やつは男の中の男だよ。
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