【UW映画感想】#3『イコライザー3』【福島慎之介】
ボクのデンゼルとの最初の出会いは「タイタンズを忘れない」でした。
こんなにもずっと観ていたくなる俳優がいるのかと、出会いに感謝したものです。
(直接会ったことはもちろん無い)
さて、このイコライザー3について。
昨今の映画における悪役はなにかと信念だったり、悪役たる所以がしっかりあるというか、わりと悪役にも共感できたり感情移入できるものが多い気がします。
このイコライザー3に出てくる悪役は気持ちいいぐらいに共感もできないし感情移入もできません。小物感もハンパないしただのやっつけられるべき対象として悪役を突っ走っています。
そんなチンピラたちを強すぎるデンゼルが余裕でやっつけていくただただ気持ちのいい映画です。
とはいえ妙な重厚感・緊迫感をしっかり感じられるのは流石、監督アントワン・フークアの手腕ですね。
アントワン・フークア×デンゼルのタッグは「トレーニングデイ」から始まりましたが、本当に相性が良いというかデンゼルのかっこ良さを世界一わかっている監督なんだろうなと思います。
書きたいことがまとまらないままに書き出してしまったため終わる気配が見えないので強制的に終わらせます。
ぜひデンゼルを観るときは口元に注目してください。
喋り方とかではありません。何も話していないときの口の形。口の形で感情を表現できる俳優で彼の右に出るものはいないでしょう。