秋を見つける散歩
天気が良くて暖かい日が、終わりを迎えているのを感じる。風は冷たく、遠い山々は白く、陽が落ちるのが一段と早い。秋が過ぎ、外は冬のにおいがする。
ずっと下書きに入っていた、娘と「秋散歩」した日記。本格的な冬に入る前に書き残しておく。
いつも30〜40分くらい歩いていた。
日が暖かく、風の温度がちょうどいい。
前側にコアラのように娘を抱っこしている。揺れが心地いいのか、毎度歩き始めて5分ほどで寝てしまう。
歩き始めてすぐ見つけた銀杏の木。空の青に、銀杏の黄色、すごく合う。
葉っぱは色づいたり、枯れてしまったり。冬支度をしているのね。
あ、飛行機雲。
紫陽花の季節が懐かしいくらい。
もう役目を終えてこの佇まい。
キクかな?
無造作に咲いてた。
柚もたっぷり実をつけてた。
冬至の時に入る、柚湯が楽しみ。
松ぼっくり。小さい頃に、たくさん拾って松ぼっくりのオーナメントを作った記憶がある。
娘と散歩をしているおかげでどんどん健康になってる気がする。妊娠で激増した体重も少しずつ落ちてきた。
それから娘にいろんなものを見せたいという一心で「ほら鳥さんだよ」「緑の大きい葉っぱだよ」とか、あらゆるものに目が行くようになった。
だんだん寒くなってきて一緒にお散歩するのが難しくなってきて残念だ。
早く春になって、春を見つける散歩を娘としたい。