いなかでのんびりしませんか。
高知県西部の田舎に生まれて、大学へ進学するまで、僕は田舎が良いと思ったことはほとんどなかったと思います。
もちろん、海や川は大好きだし、自然で遊ぶことも好きだった。
でもいつも思っていたことがありました。
「あの山の向こうには何があるんだろう。どんな街があるんだろう。」
そしてその思いは、東京の大学へ進学して、ついに山の向こうが知れたと感じることができました。
どこまでも続く街。山のほうが少なくて、代わりにビルがある。
行きかう様々な年齢・人種の人々。
田舎では見ることがなかった大学生。
全てが新しくて、自分の知らない世界。
交友関係を自分で選択できるという人の多さ。
田舎にはなかったワクワクがそこにはありました。
都会に出たことでわかったのは、僕の田舎もまた特別な場所だったということ。
都会にはあの綺麗なビーチの海とか、車の音がしない場所がない。
寝る前のカエルの合唱も聞くことができない。
ホーホケキョもいない。
しだいに田舎成分が恋しくなります。
僕の場合、定期的に海に行かないと「海不足」状態になって、どこでも良いから海に出かけてしまう性質があります。
海でぼーっとする時間は、故郷を思い出してストレスを流す時間となっていました。
写真を始めてからは特に、前は特別だと思っていなかったものやことが、実は自分が求めているものではないかと考えるように至りました。
大阪でも自然を求めて出かける週末。
もちろん、都会の良さも大いにあります。知らない場所もたくさんあるし。
ただその比率は僕にとって、田舎9:都会1でいいやと思うようになったのです。
たまに出かけて遊ぶくらいがちょうどいい。
そのあたりは、都会が好きな人たちの逆なのかもしれません。
僕が高知へ引っ越してから、高知へ遊びに来てくれた人たちの表情を見たり感想を聞いたりするかぎり、都会にはない良さを感じてくれたと思っています。
田舎でしか食べられない魚もしかり。
都会ではできないことを田舎でしてもらいたい。
そういう風に思います。
だから、是非遊びに来てください。
今回は、埼玉と京都に住むいとこが遊びに来ていました。
写真で少しでも田舎を感じてもらいたいなと思います。是非ご覧ください。
使用機材: FUJIFILM GFX100Sii , GF55mmF1.7
なんにもないと思っていたけれど、近くに山も川も海もあって、野菜も魚も肉も美味い。
ふだんはお金を使う機会がめっきり減って、旅行にまわせるようになりました。
あなたも是非いなかへきてのんびりしませんか。
いつか古民家を購入して、オアシスを作ります。
写真好きコミュニティを作って、古民家で展示会とかもしたいな。
特に四国の写真仲間を集めたいので、是非近くの方はお声がけください。
もちろん四国以外の方とも仲良くさせてください。
それではまた。