『ブラックペアン1988/海堂尊』を読んで
海堂尊さんの医療ものが面白くて読み漁ってた時期がありました。あまりに沢山ある上に図書館で借りて読んだものもあるので、どれを読んだのか読んでないのかわからなくなってます。読んでないかもで読んだら、これ、読んでるわー!なんてことも。カタカナばっかりなんだもん。。。私みたいな方、結構いるんじゃないかな?←そうか?
ドラマ・ブラックペアンシーズン2が放映されてる影響でこちらの作品を読み返しました。
アマプラでシーズン1も見返しました。
と、そんなことは置いといて、、、
桜宮シリーズの一番過去のお話しです。
神の手を持つ佐伯教授が君臨する東城大学外科教室が舞台です。主人公は研修医の世良。医療を近代化し外科技術を一般化しようとする高階先生と職人技の外科技術を持つ渡海先生というタイプの違う尊敬する2人の外科医の間で揺れつつ世良は成長していきます。
そして、興味深いのが、大学病院内の権力争いや製薬会社とのズブズブの癒着。バブル世代の私はこういうの大好物です。
最後に明かされるブラックペアンの謎にびっくり。
手術室の悪魔・渡海先生は矜持を持っていてかっこいい!
あー、面白かった!