『ジェネラル・ルージュの凱旋/海堂尊』を読んで
『ジェネラル・ルージュの凱旋(上)』251ページ
『ジェネラル・ルージュの凱旋(下)』255ページ
海堂尊さんのデビュー4作目です。バチスタシリーズとしては3作目。
これが一番好きなんです。
舞台は東城大学医学部付属病院救命救急センター。
ナイチンゲールの沈黙と並行して起きていたしていた時間なので、ちらほらとリンクしてるのも面白い。
不定愁訴外来の田口の元へ匿名の告発文書が届きます。
「救急救命センター速水部長は、医療代理店メディカル・アソシエイツと癒着している。VM社の心臓カテーテルの使用頻度を調べてみろ。ICUの花房師長は共犯だ」
この文書は誰が何のために書いたのか?
良い救急医療を提供するとお金がかかり病気経営を圧迫する。事務方と現場では主張が違うのはありがちです。踊る捜査線の湾岸署と警察庁しかり、私の勤める会社もそうですねぇ…ゴニョゴニョ…
とにかく速水部長がかっこいい!華がある!そして、チュッパチャプスが…可愛らしい♡
けど、仇になるのですよね。
映画もとってもいいんだなぁ。
何度繰り返し観たことか!