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10日目:国立図書館、バクー国立大訪問、日本語サークル訪問

最後の金曜日、国立図書館へ

ふとした歩道も帰国後は懐かしくなるはず…たぶん。

2021年12月10日、いよいよ滞在10日目です。帰国へのカウントダウンも見えてきましたね…。ということで、今日行っておかねばならない場所に行くことに。

そうです。出張前の計画にも書いていたアゼルバイジャン国立図書館を訪問しなければならないと思っていました。

ちょっと調べたいものというか、コピーしたい資料があったのです。自分の専門とやや関係があるようなないような、微妙なところなのですが。アゼルバイジャン語をいずれ語学として自分の武器にする上では知っておきたいな、という領域の話。

図書館に向かう途中、日本食屋さんを発見。おいしいんかなあ。おいしいといいですけどね。

土日は混雑しそうな気がする(そうでもないかな?どうでしょうね)ので、金曜日の本日に重い腰を上げてようやく行くことにしました。資料閲覧をリクエストしてから、本が手元に届くまでに時間がかかる経験をしていたので、昨日の夕方ではなくあえて午前中に行っておこうということで。

果たして金曜午前中の入館は大正解。人文学閲覧室(そういう研究者向けの部屋がありますのよ)はガラガラで、座席もゆったりと利用することができました。

ということで、さっそく文献をリクエストしまして、期待通りの資料を閲覧できました。コピーも取ってもらって、上々の成果を得たと言えましょう。

入館時にこういった紙をもらいます。日付が入って、資料を請求するとその時にもまたスタンプ、返却してまたスタンプ。

踊るような気分で図書館を後にし、地下鉄で28 May駅からElmlər Akademiyası駅へ。次の目的地、バクー国立大学を訪問します。

バクー国立大学へ

お昼時でしたが昼食は諦めて、コーヒーだけで済ませて12:30からバクー国立大学。日本語学科の先生から先日ばったり会って、その場で今回の滞在中にぜひということでご招待を受けていたのです。

ご多忙だったようですが、その合間を縫って今日が唯一の面会の機会ということだったのでお会いしてきました。いちおう敬意を表して、ネクタイカッターシャツで。持ってきておいてよかったです。

バクー国立大学。Bakı Dövlət Universitetiとあります。
この7、8年でここにも何度足を運んだことでしょうか。

果たして学科長先生。ちょっとここでは書けない用件があり、それで相談のようなことを話されました。こちらも近況など報告しつつ、来年日本で開催する某案件、がんばりますと述べてきました。

カッコいい。教室の札。
教室後部の本棚。本がもっとびっしり詰まっているといいですが、なんせ日本から離れていますからね。いろいろ大変なのです。私もトルコにいましたから、そういうのはよくわかるつもりです。

バクー国立大も、オンラインと対面を併用した形で現在は進めている様子。感染対策で苦労しているのは、日本もアゼルバイジャンも当然ながら変わらないようです。

なおこの後、バクーの知り合いの院生さんから連絡をもらい、週明けに別途面会することに。毎日何かが入るというのは、ブロガーとしてはありがたいことです。書くネタが増える可能性が高くなりますからね。

日本語サークルに参加してようやく1日終了

一度宿に戻って休憩して、5時から今度はバクーで主催されている日本語サークルの集まりにゲストとして参加してきました。こちらも10名以上メンバーがいるらしく、盛り上がりました。

現在はパンデミックの影響で日本からもなかなかゲストが来ず、バクーに滞在している在留邦人も多くないということでなかなかモチベーションを保つのが大変ではないかなと想像しました。

アンカラ滞在時にバクーを訪問したときからこのサークルとも何かと縁があり、今回もその縁でバクーにいらっしゃるのならぜひ一度、とお誘いを受けたのでありました。

こういうことこそ、まさしく日本語教師冥利に尽きると言えましょう。
アゼルバイジャンと日本の交流にも一役買っているという実感も得られますしね。もちろん、微々たることではあるのですが。

そんなわけで、充実しつつも大変疲れる1日となりました。今回の滞在でもダントツで忙しい1日だったように思います。

しかし、この大変な時期ではありましたが、来れてよかったです。
ほんとにね。

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