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7日目:青果市場を見学、アゼルバイジャン語のお稽古
昔とは違うオレ
13泊14日の日程となっている今回の出張は、かなり欲張りな内容となっているかもしれません。日本での業務に対応しながら、バクーの写真を撮り(いろんなところで今後使用します)、アゼルバイジャン語の運用能力も強化し、さらには資料も揃える。何度も今回の滞在記で書いていることですが、時間が惜しいという感覚を常に意識させられます。
一方で、5年前などと比べると、自分の体力が明らかに落ちているな、とも。30代後半と40代半ばでは、そもそも基礎体力に決定的な差があるのではないかとすら思ってしまいます。すぐ疲労がたまってしまうというか。
とはいえ、なんせもう全体の滞在の半分の日程が過ぎました。あれこれ自分の体力の低下を嘆いている場合ではないな…ということで、この日も朝から雑務に追われる平常運行となりました。
何事も経験なり
そういえば。今回の行動予定の一環として、国立図書館に行って資料を閲覧するというのもありました。ちょっとアゼルバイジャン語の文字のことに興味があるもので、それに関連する文献を拝見したいというのがあったのです。
で、問題は図書館への入館。手続きが必要なのですが、そこで証明写真がたしか必要だったなと…日本で4×3cmの写真を撮っておけばよかったのですが、あいにくすっかり忘れてしまっていたのです。
どうしたものかなと思っていたのですが、ふと今回の宿のすぐ近くに、証明写真を撮ってくれそうな店があったなと。ということで、朝仕事を一段落させて早々に証明写真を撮ってもらってきました。
なんとか話も通じて、すぐに撮ってもらえまして。そこでもこちらが外国人ということで気になるのでしょう、ここで何してるのとか、なんでアゼルバイジャン語話せるの(筆者注:そこまで流暢とは自己評価しにくいですが)とか。なんとかやりとりをして、見事証明写真を受け取って帰ってきました。
なんというんでしょう。この達成感。オレはバクーでも自分で証明写真を撮ってもらえるくらいには話せるようになっている!という。それと、バクーでそのための会話を経験したということ。この経験が地味ながら大きいと思うのです。
たかが証明写真数枚。しかし、それを現地の言葉で要求して、目的を達成した。この経験こそがのちに生きるはず…そう思います。私の経験が、いつか他の人の経験にも役に立つとなおよいですよね。
青果市場を見学する
午後から友人と約束があって、市内中心部にある青果市場へ。「緑の市場」(yaşıl bazar)というところに行ってきました。
友人曰く、この市場のトップの人が大変厳しい人なのだそうで、雑然とした品物の並べ方を許さない人なのだとか。なるほど、どの店も整然と果物や野菜を並べていました。その壮観なことたるや。
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見てくださいこの並び。かっこよすぎでしょ…!
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この時期にスイカまで普通に売っていて、すごい。珍しいところでは、カリン
野菜ももちろん。これなんですかね?と同行の友人に聞いて立ち止まると、すぐさま店の人が売り込みに来るのでありました。買わされそうになるのをなんとかかわしながらも、店の人たちと話などしながら。
そう、買い物の基本は売り手と買い手のコミュニケーションですよね。こういう市場ではなおさらそうでないと。
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あとは、香辛料も売っていました。この香辛料が日本にはない光景な気がしますね。
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あとはお菓子とか。
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「味見していきな」と言われるままに味見していると、おなかいっぱいになる説もあります。
他に少数ですが、魚屋、蜂蜜専門の店、金物屋などがありました。観光地化されていない、市民のための市場という感じがしましたし、店の人たちも親切に色々教えてくれたりなどして、勉強になりました。
なにより、市場っていいですよね。
ウズベキスタンに昔行ったときも、チョルスー・バザールというかなり大きな市場があって、活気のある雰囲気を眺めるだけで感動したものです。
今回訪問した青果市場はそれほど大規模なものではなく、青果が中心の小さな市場ではありましたが、何よりバクーの生活の一端を垣間見るような気分になれるというのが大きいということなのでしょうか。わからんけど。
ということで、これが今日のハイライトとなりました。この後帰宅して夕食を済ませてから90分みっちりアゼルバイジャン語のプライベートレッスンを受講。ブログ的には地味ながら、個人の経験としては爪切りもゲットするなど、濃密な1日となったように思います。
滞在記、今日で半分です。まだまだ続きますよ(たぶんね!)。
毎日何かがある予定になっていますので、それなりに書くことはでてくるだろうと予想しています。マガジンの方もぜひぜひ。全文、全写真、全コンテンツ閲覧できるからお得でっせ!
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