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【白水社課金】『しくみ《新版》』をコンプするミッションの発生事案(事案?)
写真のとおり、旧版で出版された26冊(なので、26言語)は全て持っておりましたが、みなさまもご存じのようにその後各言語、「新版」が出ております。
このシリーズ、『トルコ語…』の執筆は不肖私が担当したのですが、自分に関して言えば新版の話が出るにあたって、けっこう書き換えてあるのですよね。
黒田龍之助氏はそこに目ざとく気付かれたようで、彼の『寝るまえ5分の外国語』でそのことに言及されたのを知った時は、それはそれはうれしかったものです。というより、書評に上がったこと自体もうれしかったですよね。
さて、その自分自身もいろいろ思い入れのあるこの「しくみ」シリーズ、新版を何冊か買いそろえていましたら、やはりここは全部揃えておいたほうがいいのではないか、いや全部揃えておかないと気持ち悪い、という感情が最近芽生えてしまったのですよね。
それで昨年くらいからだったでしょうか、少しずつ各言語の新版を買いそろえるということをはじめていまして、そのうち数冊についてはその旨の報告のような雑文をここでも公開したことでした。『バスク語のしくみ』にいたっては、なんと著者ご本人から賜りましたし…
世間というのは意外に狭かったりしまして、著者どうしで交流があるということもけっこうあります。『ハンガリー語の…』の著者の先生とも交流がありますし、旧版が出た時期には『スワヒリ語…』の著者の先生ともこの本のことで話をする機会がありました。個別言語業界というと変ですが、言語系統や言語使用地域を超えた交流というのはあるように思います。
そんなこともありながら、「新版」もちょっとずつ増えていっていたので、これはもう全部コンプリートしようと決断したということなのですが…自分の『トルコ語』もそうなのですが、品切れになりつつあるシリーズも多いみたいなのですよね。
一番最後に入手したのが『ポルトガル語』で、こちらも白水社のほうではすでに品切れになっていたようで、ほぼ新品に近い状態の本を購入できたのは幸運でした。かようにして入手が難しそうな本がちらほらあるようなので、これ以降はなんとか手を尽くしてほどほどの価格で入手できるかどうかという闘い(闘い?)になっていくかと思います。
繰り返しになりますが、全部揃えないとどうなるというわけではないのです。が、ここまできたら…ネタ的にも全部揃えてみたくなるじゃありませんか。ということで、各言語についても何かしら記事にはしてみたいところですし、資金に余裕が出次第また入手を続けていこうと思います。
残るはあと10言語くらい。人によってはどうでもいい話でしょうが、そうでない方はどうぞ今後の展開にご期待ください…
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