さあトルコへ。準備を怠るまいぞ
以前、LPP(『星の王子さま』)蒐集に関係する話でこういう記事を書いたことがありました。
上記の記事を書いた時点では、トルコに再訪問できる機会がいつになるかは全くわかりませんでした。しかし後日、運良く競争的研究資金公募のほうでよい結果を得るに至りまして、トルコ渡航の機会を得られそうだとなった次第です。
ならばテュル活民のはしくれとしてはやることはただ一つ。春ごろ、上記リンク先で言及した博物館の管理担当の先生のInstagramのアカウントを見つけまして、そこから直接連絡をしてみたのです。今年の夏か秋頃にそちらをぜひ訪問したいが開館は何曜日なのか、トルコで出版されているLPPのことでいろいろお尋ねしたいことがあるのだが(管理担当の先生は高校の先生でありながら著述家でもいらっしゃるとのこと、Instagramを拝見する限りトルコの出版事情にもお詳しそうでしたので)、お会いしてお話を伺うことが可能かどうかということなどをお尋ねした次第でした。
果たしてお返事をすぐにいただきまして、こちらに来たらいつでも開けてやるから期日が近づいたらまた連絡をしてほしいという、大変うれしい内容でありました。
さて今月末に4年半ぶりの現地訪問予定という話をここ数日ずっと書いていますが、今回の渡航も常時にもれず人に会うということが相当多くなる予定です。その、人に会うという活動の一つとして、上記博物館の訪問というのも旅程に入れました。これはもう、譲れないところでしょう。資料収集、情報収集です。足で稼ぐというやつですね。
それで、つい先ほどまた博物館の管理人の先生からご連絡を頂戴したところでして…博物館に来る日は博物館が敷地に入っているという高校も開いているので、見終えたら高校生たちと会ってもらってもよいかとおっしゃる。
お断りする理由はないので、トルコ語どれくらい話せるかあんまり自信ないですが(って、本当はそういうことを言ってはいけないんですけどまあ一応そう書きました)喜んで、という趣旨の返事をさきほど書いたところです。
書いたところで…。
え ら い こ と に な り ま し た ぞ こ れ は 。
私、アンカラでは日本語の授業もしていましたし、教室で人前に立つということ自体は別に今さら緊張もしないと思うのですが、さすがにアンカラ滞在時代でも高校にはお邪魔したことがないっすわ…(まあ普通ないですよね。用事がないんですもん)。
さて相手はエスキシェヒルの高校生ですか…。
私はいったい彼らに何を話す(べきな)のか、あるいは何が期待されているのか。果たしてどういう雰囲気になってしまうのでしょうか。ちょっと楽しみであるのと同じというより、それ以上に不安しかないですね…
まあしかし、こういう予想もしなかった話というものが突発的に発生するということが往々にしてありそうなのがトルコだよねとも思いつつ。
よい機会なので、エスキシェヒル方言の情報収集でもして帰ってこようと思います。
ちなみに、今回の訪問予定都市を今のうちにお知らせしておきますと…アンカラ、エスキシェヒル、デニズリ、チャナッカレ、イスタンブルという順番になっています。陸路で移動して移動しておよそ2週間滞在の予定です。
体力勝負の予感しかないですが(我ながらなんでこんな旅程組んだんや…)、動けるだけ動いてみましょうぞ。
というか、トルコ語ちゃんとブラッシュアップしときましょうね…。どっちみち、行ってからもっと普段から勉強しといたらよかった〜、などと言って後悔しそうですが。
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