無意識に求めるサービスの高さ
6月に3週間をかけてアイスランド、チェコ、オーストリア、ポーランドを旅行しました。旅行の詳細はまた別の記事に書く予定です。
今日は旅行中に、「日頃当たり前すぎることが実は窮屈な思考なのでは?」と感じたことを書きます。
日本の平均的な接客のサービスの質は高い
まず、日本ではファストフード店でもコンビニでもビジネスホテルでも、高級レストランでも高級ホテルでも基本的にどこでも親切丁寧だと思う。払うお金でサービスの内容は変わってくるだろうけど、どこでもみんな素晴らしいと感じるしお手頃のお店だって笑顔が素敵で丁寧と感じる。
もちろん人によるけど、あからさまに態度がひどい、仕事中におしゃべりし続けてるお店はそうたくさんないだろう。
基本の接客レベルのプラスしてもっと感動する店員さんもいるから、日本にもチップ制度があればいいのにと思うこともあるくらい。
日本の当たり前をほかの国にもっていかない
日本人はこの当たり前のようなサービスに慣れすぎてしまい、海外に行ったときに店員さんが不愛想とか、仕事中なのにおしゃべりするとは何事だ!っていう人が一定数いるらしい。あれこれサービスを求めすぎでは?と思うこともしばしばある。日本では当たり前かもしれないけど、他の国でも同じ事を求めるのはやめよう。
サービスを求めすぎること以外にも日本の当たり前が通用しないことなんてたくさんあるし、どこの国にもそれぞれの文化があるのに「日本ではこうなのに!」とキーキー言うのはおかしいし相手の国をリスペクトできていないのではと感じる。
ウィーンのアイスクリーム店での出来事
ウィーン西駅からホテルまで送ってくれたタクシー運転手のお兄さんが、ここはウィーンで一番おいしいアイスクリームshopだ☆と教えてくれたお店へ。
ファンシーでかわいい店内で、コーヒーにもこだわりもあってアイスを使ったスイーツを中心のカフェだった。店員さんはニコニコで親切。
ここでびっくりしたのが、キッチンで働いているお兄さんが制服のまま自分の彼女と店内でラブラブしていたこと!!彼女が「新しいスニーカーを買ったの!どう??」って彼氏に見せてて仲睦まじい。それを周りの店員さんたちも「素敵ね♪」という感じで談笑していた。
それを見ていた私も周囲の人たちも何となく幸せな気分になった。
おそらく休憩中なのだろう。だから全く問題ないのだけど、その時ふと「絶対日本ではこんなことできないし、クレームだよ…」と感じた。
海外では問題なくても日本だったら?
上記の状態は日本ではありえないだろうけど、例えば店員さんがずっとぺちゃくちゃしゃべっていたらどう思うだろう。実際にそういう場面にあったら内心「何仕事中におしゃべりしてるの!?」と思ってしまうのかなと思う。
海外では問題なくても、日本に戻ってきたら同じように思う人はたくさんいるのではないかなと感じた。
最後に
考えると無意識に店員さんへ相手へ高いサービスを求めていたかもしれないと思った。自分がホテルや飲食店での勤務で高いサービスを提供しようと努力していた経験があるかもしれないが、当たり前に接客が良い方々が多い中少し態度がよくなかっただけで勝手にイライラしたりがっかりすることがある自分が情けなくなった。
その人に何かあったあったかもしれないし、疲れているかもしれないし、それを隠して仕事をするのがプロでしょ!と言われたらそれまでなのかもしれないけど…。そこまでする必要があるのかな?
もう少し心に余裕を持たないとなと考えさせられた…。
私はこのアイスクリーム店での出来事はほっこりしたのでその場でスマホにメモをした(笑)
普段の生活でもこのくらいほっこりできるように、余裕をもって生活をしようと思った出来事でした。
それではまた。
ありがとうございました。
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