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ケチって失敗した話

節約は『薬』のようなものではないか、と私は思います。
自分にとって適切な範囲なら無駄を省いて貯金ができて満足できますが、やり過ぎると苦行に感じてしまいます。
場合によっては思わぬ損失を招くこともあります。

今回は、普段から節約・倹約を意識している私が失敗した節約法をご紹介します。
ぜひ皆様も思い留まってくださいね(笑)。

赤札の野菜

スーパーには値引きされた野菜、通称『赤札野菜』のコーナーが設けられます。
鮮度が落ちていたり、傷みがあったりするものです。
物によっては通常の半値以下になっている時さえあります。

「何だ、とってもお得じゃない!」

そう思った時期が私にもありました。
実際に私も買ったことがあります。

ある時はレタスを買って、中心部分が腐っていたことがありました。
また別の時はサツマイモを買って、傷んでいる部分を取り除いても緑色に変色する程完全にカビに侵されていたことがありました。

まともな物に当たる時もありましたが、ハズレを引くことも同じくらい多いです。
まるでギャンブルのようです。
「うまくいけば当たりを引くかも」なんて期待値を上げていると、結果として多くの損失を被ることになります。

ちょっと考えてみましょう。
これらの赤札野菜のコーナーはなぜあるのでしょうか?
お店の意図はどこにありますか?
お店にはどんなメリットがありますか?

答えは簡単です。
売れれば廃棄同然の商品がお金になる
それが店側のメリットです。

しかしながら、客側にメリットはほとんどありません。
場合によっては可食部が無い事もあるからです。

つまり、つまりです。
店側が背負うべき廃棄コストを消費者側が負わされているんです。

「フードロスが抑えられる」という声もあるかもしれません。
でも、結局は捨てる事が多いですよね?
正しいフードロスとは買った物を食べきる事であって、腐った物を漁ることではありません。

お店のフードロスは、まずお店が考える事です。
私たちがその余計な重荷を背負わないように注意しましょう。

物価高に負けずに、これからも頑張りましょう。
それでは、また。

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U.G.スギモト
ありがとうございます!あなたの応援でこれからも頑張れます!