11名のNstockが2人目のデザイナーを採用する理由
Nstock デザイナーのウエタニ(@utmy5)です。
Nstockは株式報酬SaaSと金融事業を展開する、創業からちょうど1年が経ったアーリーフェーズに相当するスタートアップです。現在、フルタイムメンバーは11名所属しています。ミッションや事業の詳細については以下の資料と記事が詳しいので、ぜひ見てみてください。
そんな弊社で、先日から2人目のデザイナー募集を開始しました。このフェーズで2人目のフルタイムデザイナーを採用開始する企業は珍しく、多くの場合は1人目デザイナーすら不在な事のほうが多いのかなと思います。今回はその背景と、Nstockでデザインをする魅力について書きたいと思います。
募集の背景
デザインがドライバーとなる事業ドメイン
僕たちが提供する株式報酬SaaS事業・金融事業は、デザインが担う責務の大きい事業領域だと考えています。今後の事業マイルストーンを考える中でも、プロダクトデザイン、コミュニケーションデザイン双方の重要性は高いと捉えています。
Nstockのプロダクトは新しい基軸の価値提供を目指しているため、それを支えるプロダクト体験・UIの品質はとても重要です。コミュニケーションデザインの領域では、単にプロダクトのマーケティングやPRに関わるクリエイティブ制作だけではなく、中長期のブランド戦略を踏まえた設計や、社会に向けた啓蒙活動など、デザインが担う範囲はとても広いです。
そのため、創業期の早い段階からそのアウトプットを支えられる体制を構築したいと考えて、早期の採用開始に踏み切りました。
質と量のトレードオフを乗り越えたい
アーリーフェーズのスタートアップに所属したことがあるデザイナーの多くが、こんな開発方針の元でプロダクト開発に携わった経験があると思います。
これは限定的なリソース下で戦う必要があるスタートアップにとって、前向きに取り入れるべき方針だと思いますが、デザイン的な側面においては不可逆なリスクが含まれることも意識すべきだと考えています。例えば、プロダクトのデザインシステムにおける体験・UIの負債や、ブランド初期のブランドイメージ毀損などが挙げられます。
このトレードオフを乗り越える事は、Nstock事業へ直接的なインパクトがあると考えているため、初期段階からプロダクト品質の向上やブランドイメージ醸成には、徹底的にこだわり抜きたいと考えています。
デザイン文化の土壌を早期に作りたい
組織のデザイン文化は一定規模まで事業や組織が成熟した後では、後天的に醸成しづらい性質があります。僕の経験則ですが、デザインが相対的に重要視されていない組織で、後付け的に文化醸成に取り組んでとても苦労した経験があります。なので、早期に土壌を作る意味でも、デザイン文化の中核を担うメンバーの採用は早めるべきだと考えました。
ポジションの魅力
創業期のスタートアップでデザインができる希少な機会
事業のコアとなる顧客価値づくりに直接関わりながら、単にデザイナーとしての専門性を伸ばすだけの経験に閉じない、幅広いビジネスの実践機会を得ることが可能な環境です。事業の根幹を作る方向性の議論にアイデア段階から参加できるなど、デザイナーの安全圏から強制的に出ながら仕事をする必要があり、沢山の刺激的な経験ができると思います。
これは、創業初期で少数精鋭の状況だからこそ得られる希少な機会です。もちろん全方位でデザイナーとして関わる大変さもありますが、僕自身も日々ワクワクしながら仕事をしています。
経験豊富なメンバーとの協業
SmartHR創業者の宮田さんをはじめ、プロダクトとビジネス双方で経験豊富なメンバーが活躍しており、近い距離でお互いのナレッジを交換しながら日々事業を作り上げています。
日々の仕事のコミュニケーションは、こちらの記事が雰囲気を掴みやすいと思います。
お任せしたい仕事
UX・UIデザインを中心としてプロダクトデザインを軸足に置きつつ、経験に応じてコミュニケーションデザインの領域もお願いしたいと考えています。経験に応じて、話しながらウエタニとのバランスは決めていきましょう!
株式報酬SaaS事業のプロダクトデザイン
金融事業のプロダクトデザイン
オウンドメディア「Stock Journal」のプロダクトデザイン
すべての事業に関わるコミュニケーションデザイン
僕(ウエタニ)との関係性については、マネジメントする・されるような関係ではなく、基本的には互いに自走しながらプロジェクトに関わるような動き方を想定しています。もちろん、あくまで業務上の整理の話なので、デザイナー同士、密に会話をしながら仕事を進めていければと思っています。
よくある質問
他職種の採用も進める中で、特によく質問いただく内容も掲載しますので、こちらも参考にしてください。
Q. 🧓🏻 経験豊富なシニア人材しか採用していないと思ってました!
A. そんなことないです!経験の厚さや現時点のスキルよりも、ミッションへの共感やカルチャーマッチに重きを置いて採用をしてます。経験が少ない方でも、仕事をする上での柔軟性や成長意欲も重要だと考えています。
Q. 🔥 堅そうな事業ドメインや、メンバーもシニアで怖い印象がある!
A. そんなことないです!どちらかと言えば柔らかいキャラクターのメンバーが多くて、シビアなピリピリした雰囲気は皆無です。毎月開催してるAll Handsでも、お酒片手にワイワイしながら事業進捗を話しています。
さいごに
興味を持っていただいた方は、是非以下のフォームから気軽にご連絡ください!いきなり選考に進むのは不安な方向けに、カジュアル面談フォームも用意しています。