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GPTのお題:"影と形"を意識したストリートスナップ

 ストリートスナップを中心に活動しているhamashunです。
先日、ストリートスナップのお題をGPTに考えてもらう記事を公開しました。

記事にも書いたのですが、近場で撮影すると大体同じような構図や対象を撮影しがちになるのが悩みでした。これは当然で、撮影するときの思考や見え方が変わらないからです。変えるためには自分を変えるしかないのですが、いきなり別の人間になるのは難しいですよね。とはいえきっかけがなければ変わることは難しいのも事実。そこでGPTに無理やりテーマを作ってもらうことを考え、そのテーマで撮影することにしてみました。

GPTが出してきたテーマは”影と形”です。そこで、愛機のFUJIFILM x-t5をカバンに忍び込ませ、”影と形”縛りで撮影してきました。作例と何故それを撮影しようとしたのかと共に、写真を振り返りたいと思います。


※写真は、撮って出し時々現像です。

どことなく淡い青があり、清々しさを感じる

東京ミッドタウンに到着し、国立美術館に向かって歩く最中、地面を見ると、網目模様と葉っぱのような影がゆらゆら揺れています。地面は灰色なのに、どことなく淡い青色を感じました。灼熱の気温なのに、清々しさを与えてくれるこの風景を切り取りたいと思い、撮影しました。


雨のカーテンのようです

これも国立新美術館に行くための道中です。窓ガラスに日の光やその奥の窓が写り込み、それがゆらゆら揺れている。雨は降っていないですが、まるで雨がカーテンという表現が思わず出てきて撮影しました。撮影後見てみたらピントが合っていない感じもしたのですが、それが個人的にいい味を出していると思っています。


昔のレコード写真にありそうです

夕暮れ時の日本橋付近のトンネルを通った時、良い感じで日の光が石のタイルに差し込んでしました。人の影を入れると写真としてカッコよくなるのではと考え、人が来るのを待ち撮影。昔のレコード写真にありそう(勝手な主観です)をイメージしています。


1950年代、暗闇の先に

同じく日本橋付近のトンネルです。真っ黒で何も見えない中に、帰宅している人と明るい出口が見える。トンネルの古さの影響か、1950年代をイメージしたいと思って、色味を変更し、撮影しています。


作例いかがだったでしょうか。
GPTで出された”影と形”というテーマは、ユニークなテーマではないですが、これまでと違った写真を撮影するための意識の修正という点では、意味があったなと感じました。GPTを使ったテーマ提供は、今後もやっていきたいですね。プロンプトを修正して、ユニークなテーマ縛りができるとなかなか面白い写真が撮れたりできるかもしれません。


記事が気に入ってくれた方がいれば、フォローやハートをいただけると嬉しいです。xにも別の作例載せていますので、よかったらこちらもフォローいただけると嬉しいです。


今回撮影で使ったカメラ・レンズです。


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