ここ数日、アップダウンが激しい理由
そもそも自分は何も持っていないし、大したことはやってきていない。
そもそも自分は全て必要なものは持ってきていて、今までも自分がやりたいことをやってきたんだ。
この二つの正反対の考えが、浮かんでは消える。
アップダウンが激しい、この数日だ。
ただ、ちょっと考えてみた。
「大したことをやってきていない」
と思っているときは、結局「人と比較しているとき」で、
「必要なものは全て持っている」
と思うときは、自分のことだけを見ているとき。
相対評価か絶対評価、の違いだということに気づいた。
そして、昨日「ドラアグクイーン」と呼ばれる人を知った。
(この正式の意味を知らなかったので、調べてみた。女装する男性のことらしい。ドラッグではなく、「drag」引っ張るという意味、
服を引っ張るという意味らしい。ちなみに薬物のドラッグは「drug]」)
そのドラアグクイーンとして有名な、ル・ポールという人の言葉を読んで、衝撃を受けた。
2. “自分が想像する自己像になることが人生において一番パワフルな経験です”
(by ル・ポール)
「自分が想像する自己像」
というものを、果たして私は持っていたのだろうか、と思って衝撃を受けたのだ。
確かに、そのときそのとき自分がやりたいと思ったことや、流れに沿って生きてきたのだけど、「自分がありたい自己像」を自覚していたのか、というと、自信がない。
案外そのときそのときの、世の中の基準や価値観で、自分の方向性を決めてきたのではないか、と思うし、それができるほど、器用ではあったのだ。
ただ、それは「自分が想像する自己像」ではなかったのだとなぜか今思う。
客室乗務員になったことも、
その後エアラインスクールの先生になったのも、
解雇により独立することになったことも、
そのときそのとき、「自分ができること」を優先して選択したのではないか、と
思った。
人に影響を与える人、(ル・ポールのように)は、誰がどう評価しようと、世間の価値観よりも、「自分が想像する自己像」をしっかりと持っていて、それを実現することだけを追いかけている」とわかった。
それが「自分を持っている」ということなのだな、と。
そんなことを深く考えずに生きてきたように思って、衝撃を受けたのだ。
でもこの言葉を昨日見たことにも多分意味がある。
もしかすると、「自分が想像する自己像」というものに、気づいていないだけかもしれないし、気づいていてもどこかで否定しているのかもしれない。
だからこそ、気づくために、大事なことを見逃さないように、肩の力を抜いて、
リラックスして過ごしてみよう。
多分、今はそんな時期なのだろう。
受信期だ。
その後行動期に入り、継続期になる。
受信期
↓
行動期
↓
継続期
↓
見直し期
↓
受信期
と繰り返していく。
ここまで書いてみて、結局はあれこれ考えるより、毎日自分が思ったように生きていたら、きっとその自己像とやらがわかるのだろう。
受信していなくても、とりあえず動け。
動きながら受信しろ、ということかもしれない。
そして受信したものを、否定するな。
考えるより、今日を生きよう。
とわかってるんだよね。
ただ、自信をなくすと思考に走るのが、私の習慣。
その習慣が出てしまったんだろうな、と自己分析。
自信を取り戻すのは、余計なことを考えられないほど没頭するに限る。
そう思い、自分で自分を忙しくしよう、と決めた月曜日。