見出し画像

人に会うことで自分と次の課題が見つかる


出張で多くの人たちに出会った。
人と会うと刺激をもらえるという人がいるが、確かにそれもある。
しかし、普段ほとんどひとりでいる私にとって、「人と会うことは、自分を知ること」のようだ。

・自分とは違う人と会うことで、自分の特徴がわかる。

・自分にもっていないものを持っている人と会うことで、自分の持っているものを確認する。

・自分が持っているものを持っていない人に伝えるべきことがわかる。

・グループの中で私に求められている役割を知る。(知っても、その役割を演じること〇はしないが)

じゃあ、今回私がわかった自分とはどんな自分なのだろうか。

・若い女性を応援したくなる自分
・お金持ちではないが、貧乏でもない自分
・仕事をバリバリしてきたことで、自分なりのサバイバル術を身につけている自分
・バブル時代を生きてきた自分
・スパルタ、パワハラ時代を生き抜いた自分
・周囲からは、その生き抜いた後今後どう生きるのか、を期待されている自分
・毎日人に会うなんてことは、苦行だな、と感じている自分
・睡眠不足が一番の大敵、逆に言えば睡眠さえ確保できていたら絶対的に健康でいられる自分

これを書くことで、おそらく私がどんな人たちに会ったのか、どんな数日間を送っていたのかがわかるかもしれない。

さらに人と会うと、人間観察ができる。

なんの不自由もない、幸せを絵に描いたような人が、誰かに嫉妬され、嫌われている様子を見たり、逆に自分がいかに恵まれているかを自慢したくて仕方がない人がいたり、人と違う人生を歩いているからこそ、孤独感を感じ、結局人とつるむことで安心感を得ていたり、理系の人は常に冷静で、客観的に物事も人のことも見ていて、ブレない、とわかったり・・・

最近のサトリ世代たちの悩みを知り、バリキャリ女子あるあるを知り、この時代においてもスパルタで鍛えられた若い人たちは貴重だな、と思ったり・・・

私は、本格的に作家デビユーをしたわけではないが、書くことで生きていこうと思っているからには、自分が見たもの、聞いたもの、感じたもの全てを言葉で表現したいと思うし、その必要性も感じている。
だからこそ、出張明けの今日はひたすら言語化していくことになりそうだ。

さらに、大きな刺激を受けたのは「文フリ39」に参加したことだ。


ビッグサイトで開催


大好きな作家さんである、高殿 円さんにもお会いできたし、全く知らない方の本も買えたし、
どんな人たちが出店していて、どんなものを売っているのか、を知ることができたのは、私自身もやってみたいな、と思ったことにつながった。

何より驚いたのは、あの人の多さ。

「本が売れない」という言葉を聞いて久しいが、それは本当なのだろうか、と思うほど、多くの人たちがあの会場に集まっていた。開場と同時くらいに入ったのだけど、時間が経つにつれて、行き交うことさえも困難になるほどの、大盛況だった。
全てのブースを回ることさえ叶わなかったけど、また行ってみたい、いや、今度は自分も参加してみたいと思った。

表現は自由であり、
誰もが参加できるものであり、
おおよそ昔から社会と表現者とは相入れないものであった

これらを考えると、まだ足を踏み入れたばかりだが、私がこの道に進んでいくことは必然だったのだと実感できたことが、今回の出張最大の収穫だったかもしれない。

今回ゲットした作品たちとパンフレットなど


いいなと思ったら応援しよう!

通りすがりのnoter Hiromi
サポートありがとうございます!いただいたサポートは、次の良い記事を書くために使わせていただきます!