あなたのモチベーションスイッチはどこですか?タイプ2
①のタイプから随分時間がかかってしまいました。
お待たせ致しました。
今日は、2番のタイプ、
②難しいことや、きっと無理だよ、とダメ出しをされると燃えるタイプ
についてお届けします。
このタイプの特徴
実は私の身近にも、生徒さんにもこのタイプの方は数名いらっしゃいます。
「それ、難しいよ」
や
「あなたより私の方がうまくできると思う」
と言われると、俄然やる気になるタイプです。
「難しい方が、挑戦しがいがある」
のかもしれません。
私どもの卒業生で、このタイプの方がいましたが、
全く本人は気づいていませんでした。
しかし、ご本人のお話を聞いていて、このタイプではないかと思ったのです。
「大学に入った際、教授から
君たちが卒業までにTOEIC800点をとったら、
それはすごいことだよ」と言われて、
だったらやってみようと思い、
実際に大学3年生の終わりに、880点を持っていたのです。
そして、客室乗務員の仕事は
「大変だし、合格するのも難しい」
と聞いていたので、
やってみたいと思った、というのです。
明らかに、この②のタイプですよね。
「これ、もう少しうまくできたよね」
と、自分の仕事について言われた時に、カチンときて、
「じゃ、もっといいものにしてやるわ!」
と思ったという人もいます。
→カチンときて、意地でもやってみせると思うタイプ
ですね。
では、このタイプの人の良い点をあげます。
このタイプの良い点
良い点
①成長意欲が高い
②怒られて、厳しいことを言われて伸びるタイプ
③メンタルは強い
と言えます。
では、このようなタイプの人が気をつけた方が良い点です。
このタイプの注意点
①周りが褒めるタイプが多かったり、鋭いことをいう人がいないと、
ぬるま湯に浸かってしまう。
②現状維持、成長が止まることがある。
自分ではできていると思っていることが多いので、
周りからの指摘がない時は、のんびりのペースになっていることがある。
普段は、のんびりだけど、ある時俄然やる気になっている、という姿を
見かけるのがこのタイプの人です。
こんな後輩、部下がいたら・・・
もうお分かりだと思いますが、
「もっと上のレベルを目指させるために、厳しいこと、本当のこと、高いレベルの指摘をすること」です。
もちろん、上司であるあなたはこのタイプの人よりも、気づき、厳しくも
的確なことが言える人でいなければなりません。
ただ、厳しくすればいいのではなく、
「的確」「本人が気づいていないことを指摘する」
ことが大事です。
こんなお子さんだったら・・・
高い目標を持たせてください。
本人が「いや、別にそこまでレベルの高いとこに行かなくてもいいよ」
と言ったら、「あら、もっとできると思ったから言ったのに」
や「へー、意外と普通で満足するのね」とあえて言ってください。
すると、「カチン」ときて、
「じゃあ、やってやるよ。難しい学校に挑戦するよ」
となるでしょう。
選ぶべき環境
あなたが自分で環境を選ぶ場合は、例えば職場だったら、
「人間関係が良いところ」ではなく、
「先輩が厳しいけど、育ててくれるよ」
という職場が良いです。
もちろん、教育プログラムがしっかりしているところも、向いています。
「優しい人」ばかりではなく、よく見てくれる人、ズバッと指摘してくれる人が
必ず身近にいることが、あなたがモチベーションが上がるポイントです。
学校、職場でも、「厳しいけど、はっきり言うけど、あの人の言うことは正しい」
と思える人を、早く見つけましょう。
適職
はっきり結果が出る仕事が良いでしょう。
数字で表れる営業職、作品でわかるクリエイテイブ職、
成績で表れるスポーツ、
などです。
なかなか結果がわかりにくい、人と差がつきにくい事務職系などは、
本人がのんびりしてしまい、あまり成長は望めません。
もちろん、仕事はのんびり、プライベートで頑張ると言う人には、
それはそれで良いと思いますが、
それはどんなライフスタイルを求めるか、によります。
あくまでも成長、モチベーションアップという観点でまとめました。
このタイプの人へのワンポイントアドバイス
「ライバルと師匠を見つけろ」
です。
次回は、③をお届けします。