
やりたいことを、我慢してはいけない
やりたいことはさっさとやって、我慢してはいけない。
そう改めて思ったのです。
私は、寒いのが本当に苦手です。
子供の頃から、しもやけになったり、あかぎれ、ひび割れもしました。
寒いのが苦手だから、コートは寒さに応じて対応できるよう複数あります。
サーフィンもスキーもやったことはありませんが、
サーフィンは将来する可能性はあっても、スキーはおそらく一生やらないだろう、と思ってます。
それほど寒さが苦手なのに、今住んでいるところは予想に反して寒く、先日も雪が積もりました。最悪です。
もう助けて、って思いました。
ただ、日本には四季があるんだから、冬は寒いのは当たり前。
冬なんてこんなものだろう、と思い込んでいたのです。
ただ、いろんな国に旅行に行って気づきました。
中東カタールの10月は、死ぬほど暑い。
昼間通りを歩いてる人なんて誰もいない。
ショッピングモールは、12時に開店して、夜中の0時まで開いている。
南半球のオーストラリアは言うまでもなく、今は夏。
忘れられない、再訪したいモルデイブは年中気温差がほとんどない。
(緯度と海上の島だからでしょう)
こうして、外の世界を知ると、だんだん今いる世界の当たり前が崩れていき、疑問を持ち始めます。
「本当に冬が寒いのは当たり前なの?」と。
コロナ以降、我慢を手放しています。
だったら、寒さを手放して良いのではないか。
冬でもサンダルで、とシャツ一枚で歩けたらいいんじゃないか。
ふらっといつでも活動的に散歩したり、ビーチに行けたら。。。
そんなことを考えるようになりました。
そして今年、初めて「避寒地」を訪れたのです。
2月でも青い海。
青い空。
燦々と降り注ぐ太陽。
到着後すぐに、履いていたタイツ、ヒートテックを脱ぎ、持ってきたお気に入りのサンダルに履き替えました。
早速コンビニに行くすがら、ウオーキングしました。
寒くない。
気温は18度って、機内アナウンスで言ってたな。
同じ日本とは思えないけど、日本なんだよね、ここは。
地元のタクシーの運転手のおじさんは、マニュアル車をうまく操作しながら、
「あったかくはないよー。今日は普通だよ」と言うのです。
え、こんなに太陽があるのに。
私、ダウンも脱いでるのに。
「こないだは気温11度で、寒かったー」って、私にとっては11℃もあったら、「今日はあったかいね」と言うでしょう。
ガラッと変わる価値観。
やっぱり我慢しなくてよかったんだ。
間違ってなかったんだ。
もっと早く、毎年避寒すればよかった。
飛行機が美しいブルーの海に向かって着陸する時、涙が出そうになりました。
感動の涙。
いや、ここを訪れるのは2度目なのに、もうこの地を去る未来を想像して、
寂寥の念が湧く。
やっぱり、島が好きなんだなーと思う。
ダウンを着なくて良いと、身が軽い。
そして、気持ちも体も緩む。
心がウキウキする。
どんなとこでも歩いて行きたくなる。
じっとしていられなくなる。
そんな自分を感じていると、来年の冬は、一月から三月まで避寒の地で過ごそうと決めました。
冬でも、「寒い」と体に思わせないようにしよう。
冬服はいらないようにしよう。
そう決めたら、リゾートバイトもありか。。。と思うようになったのは、最近リゾートバイトをされた方の本を読んでいたからかもしれません。
こうして、また一つ、大きな我慢を手放すことができたのです。

いいなと思ったら応援しよう!
