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「損得」より「好き嫌い」


つい何事も「得かどうか」を先に考えてしまう
クセがあった。
今はずいぶんなくなったと思うが、
それでも気を緩めるとふとそのクセが出てくる。

「この勉強をした方がいいのか」

「これは買っておいた方がいいのか」

「これは何かの役に立つのか」

これらは、「損しないように」という気持ちが働いているように思う。

大事な大事な時間を使うことだから、その時間を無駄にしたくないという気持ちなのかもしれないし、
お金を使うときにはそのお金の使い方が、無駄にならないのかを気にしているのかもしれない。

ただ最近は、何かを買うときに「迷うなら買わない」
というスタンスでいると、後悔がない。
即断即決で買った時も、後悔がない。


ずっと旅行用のバッグを探していたのだが、
先日パッと見つけて、値段を見て、いろいろ
開けてみて、多分2分くらいで決めて購入したが、
やっぱり買ってよかったと思っている。

買い物ならばまだ簡単かもしれない。

「この勉強をした方がいいのか」

などについては、「勉強したいなら勉強する」でいいと思う。

つまり「損得より好き嫌い」で決めるといい。

勉強なんて、やる気がなければ何も身につかないし、
好きで勉強していたら全く嫌じゃないし
知識が増えることが楽しくて仕方がないはずだ。

それがなんの役に立っても立たなくても、
自分が楽しんで勉強できるならそれでいい。

私が英語の発音にハマって、毎日アメリカ人の英語を
聞きながら発音を真似して、今でいう「完コピ」状態を心から楽しんでいた中学生の頃は、英語を全く
勉強だと思っていなかったが、楽しいからやっていた。

それがその後なんの役に立つのか、なんて考えてもいなかった。
でも今、海外に行っても、英語での説明書を読む際にも役に立っているのだから、好きで身につけたことは、必ず何かの役に立つ。

友達選びも同じだ。


損か得かで友達を選ぶと、長続きはしないだろうし、
お互いに嫌な思い出離れることになるだろう。

それよりも、好きか嫌いで選べば、長く続く可能性が
ある。
(お互いによほど変化した場合は、離れることは自然だけど)

「好きなら何も考えずやればいい」

それだけで解決することが、たくさんあると思うので、「損か、得か」の考えを完全に追い出せた自分になる日も近いと思っている。


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