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好き嫌いは最強



誰にだって、
何にだって、
好き嫌いはある。

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全てにおいて、人はほぼ好き嫌いで動いている。

そして、これは「良いこと」なのだ。

少し前までは、「嫌いなこともやらないといけない」とみんな思っていた。
子供の頃に、牡蠣鍋の牡蠣が大嫌いで、一度お皿にとった牡蠣を食べたくなくて、残そうとしたら母にこっぴどく怒られ、それを食べ終わるまで、ご馳走様を言わせてもらえなかった。
あの光景は今でも絵に描けるほど、母は何て意地悪なんだ、と刻み込まれたワンシーンだ。
(母との関係は良好なんだけど)


栄養学を学んでいる人に言わせると、子供の好き嫌いは矯正する必要はないらしい。
ピーマンが嫌いでも、ピーマン以外の食べ物からその栄養素を取ることはできるから。
それよりも、「嫌いなもの」は、自分で自然とわかっている「合わないもの」である可能性が高いらしい。

本能的に、好き嫌いを感じているのであればやっぱり人間の直感ってすごいなと思う。
自分の体に必要かどうか、合うか合わないかを無意識で判断しているのだから。


少し前までは、嫌いなことを無理してやることで、忍耐強さや根性が身につくと思われていたが、今は苦手なことは得意な人に任せたほうがいい、という風潮になっている。
時代の変化は、恐ろしい。
人の常識も、子供の教育や躾さえも変えてしまう。

人の好き嫌いも、今はもう無理して合わせる必要はない、と考える人が増えているように思うし、私も心からそう思う。すごくいい時代になったものだ。


でも最も大事なのは、その誰もが感じている好き嫌い、を貫けるかどうか、だ。
周りの目や、人からの評価、周りからの同調圧力や、「べき」論に負けて、好き嫌いを貫き通せないのはありがちだけど、勿体無い。
「できない理由を並べるより、どうしたら好き嫌いを貫き通せるかを考える」方が好きだ。
そして、そのコツは「捨てること」
物も、しがらみも、面倒な人間関係も、捨てることで好き嫌いを貫ける。
貫き続けることで、個性が際立つのだと思っているから。

なんて、かっこいいことを言っているけど実は個性が際立つよりも、自分の快適性が一番大事なのだけど。

好き嫌いを貫ける人は最強。
好き嫌いを貫ける人は、自分を大事にしている人。
好き嫌いを貫ける人は、幸せな人。
これは間違いない。


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通りすがりのnoter Hiromi
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