なんべんか、しんでみたの巻~その1
オッス、オラ悟空!…ではありませんが、なんか浮かんだので書いてみた。ら、そういえば悟空も死んでますやん。魔貫光殺砲と、セルの自爆で2回ほど。(その後、GTでも微妙に死んでるっぽいから3回かも説もあるんだってね)そっか!じゃああながち偶然でもないのか。
いつもnoteの記事を書き始める時は、最初にタイトルが浮かんでそのまま流れでいくんですけど、今回本当は『いっぺん、死んでみる?』だったんですよ。昔深夜にやってたアニメ「地獄少女」の決め台詞でしたよね。チラ見しかしたことないんですが、この台詞は印象に残ってます。
で、念の為ググってみたら「いっぺん死んでみるワークショップ」というのをされてる方がいらしたので、混同されては申し訳ないのと問題回避のため断念しました。いいフレーズですもんね、インパクト強いし。
*まずは実際に死にかけた話*
わたしの死んでみた体験は、たまに耳にするような臨死体験とかじゃないんですけど、その前に「死にかけた」ことは一度あります。(※覚えてる限りは一度ですが、もうちょっとあったりするかもしれません)まだピチピチガール(死語)だった頃に原付で車にはねられて、ぶっとびました。ここは要点をまとめてサクッと流してもいいんですが、読むことで軽くバーチャル体験になる場合もあるし、せっかくなのでしばしおつき合いくださいませ!
ぶつかる寸前からまさに感覚がスローモーションになり『あれぇー?おいマジかぁー、ってかウソでしょー!?!?!?!』と考えながらフロントガラスに激突して『えぇーっ転がってるやーん!』と思ったと同時に地面に叩きつけられ『Oh!痛っ!!………なんじゃこりゃあ!!!(なぜか松田優作を意識する余裕はあった)』と心で叫びながら、とりあえず身体の状態を確かめるために声を出してみるもののうめき声しか出せず。
『おぉ…これは結構ヤバいのではないでしょーか!』とか思って、でも一方で恒常性バイアスってやつでしょうね、『イヤイヤそんなはずないっしょ。起き上がって変なとこ折れたりしてないかを確認してみよう!』と起き上がろうとしても、視界がぐわんぐわん回って身体が全然言うことを聞かない。
『困ったな…どうしましょ』と途方に暮れてたら、通りがかりのおねーさんが「大丈夫ですか?!しっかりしてください!」と覗き込んでくれる気配と声がして、『あのー、もしかしてわたし車にはねられました…?』と一応確認したら(この時点では声が出た)「そうです!そうですよー!あぁよかった、喋れるんですね」みたいに心配してくれてて、『やっぱり…すいませんビックリさせて。じゃあ病院行かないと!』と再び起き上がりチャレンジにトライしたら「あぁ!そのまま寝ててください、じっとしてて!!」とたしなめられました。(そりゃそうですわな)
視界が回ってて周りの様子がわからなかったものの、おそらく数人が集まってたみたいでガヤガヤしてて、おねーさんが「病院なら救急車がもうすぐ来てくれるんで大丈夫ですよ!!」と涙声で話しかけてくれるので、精一杯の声を振り絞って『すみません、ご迷惑かけて…』とだけなんとか伝え、おねーさんが「そんな場合じゃないです!こんな…こんなになってるのに」というので『えっどんなんなってんの???』とちょっとビビりつつ、よくわからんながらも薄れゆく意識の中で救急車のサイレンを聞き『あ、救急車…助かった…』と思うと同時に、一瞬暗転。
気づいたら救急隊の方にストレッチャーに乗せられ、車内で「自分のことはわかりますか?記憶はありますか?」と聞かれたので『車にはねられたみたいです』と冷静に答え、なんかドラマのようだわと思いながら(余裕だなオイ)名前や住所、実家の電話番号などを伝えました。その頃は実家から少し離れたところに住んでましたが車で20分くらいの距離だったので、隊員の方が「親御さんに連絡入れて云々」と話してるのを聞き、『ありゃ、これは怒られるやつ…』とか、『どこの病院に行くのかな?』とか『まさか人生で救急車に乗ることがあるとはねぇ』とかを、いろいろ考えながら眠りに落ちました。
その後目が覚めたら病院で、母の「あ、気ぃついた!」という声が聞こえたので『どうも。てへへ、すんません!なんか事故ったみたい』的なことを言い、案の定「アンタって子はホンマにもう!」と呆れられつつ、奇跡的に骨も折れてないし外傷はかすり傷程度、ただし頭を強く打ってるのでしばらく様子見だという旨を知らされ、確かに横になっていても視界が回転するわ頭が痛いわで、遅発性脳内血腫の可能性とともに『いったい脳みその何割くらいがグシャグシャになったのか』と、『この衝撃で超能力に目覚めたりしないかな』を気にしていたのでした。
*事故に遭うのも意味がある*
結局その後、幸いにも脳出血などもなく、脳みそは損傷したのかもしれないけどとりあえずは日常に支障が出るようなこともなく、超能力に目覚めることもなく(たぶん)めまいが起きることはあるものの、どちらかというとヒザや足首と親指の付け根と骨盤を痛めたダメージのほうが大きいくらいで(これはこれで問題でしたが)おかげさまで今のところ無事に日常を送っております。新車で買って2週間の原付は、わたしの代わりにお陀仏になりましたが。合掌。
ただ、あの時のおねーさんや救急車を呼んでくださった方など、お世話になった方にお礼を言えずじまいなのが心残りのままで、救急車のサイレンが聞こえると、隊員の方たちのテキパキとした仕事ぶりや到着時の安心感が瞬時に蘇り、中の人の無事を祈りながら見送っています。
それとともに、この事故で得た経験や学びがあり、特にそれまであまり良い方ではなかった母との関係が変わるきっかけにもなりました。大きな転換ポイントだったのは間違いない。そしてまた後々【全身を強く打つような衝撃を受けると、身体と魂が離れやすくなる】こと、魂の計画で【手っ取り早くバージョンアップしたい時にあえて事故に遭う】ということを知り、なるほどね~と納得したのでした。つまり体外離脱の練習をショートカットでやってみた、みたいなことですね。
…誰ですか、「頭を打ったせいでおかしな事を言うようになったんじゃないの?」とか言ってる人は。聞こえてますよ!そんでもって、これは事故とか関係なく、生まれつきでーす。
はねられて転がってる時、頭は痛かったし全身が硬直した感じで力もうまく入らなかったんですが、世間で言うところの「上空から自分を見てる」ような体験はしなかったです。そこまで痛みを感じなかったのは、ショック状態におけるアドレナリンやβエンドルフィンの分泌によるものでしょうね。(今思ったけどβエンドルフィンとイルカのドルフィン、綴りは違うけど関連がありそうだな)
でも、一瞬思いっきり身体から飛び出したような感覚はありました。はじめ人間ギャートルズの文字みたいな。(例えがいちいち古い?だって浮かんじゃったんだもん☆そんなの知らねぇわ!という若者のための参考資料はコチラ⇩最後のタイトルの文字、1:10頃ね~)
このOPは聴いてると妙に元気が出るいい曲だと思うんですが、さらにEDはめちゃめちゃ深い。曲調にもなんとも言えない味があって、余韻も素晴らしいですよね!(公式は1番だけなのですが、ぜひとも歌詞を調べてみてください)どちらも作詞作曲編曲が同じメンバーで、作曲はあのムッシュかまやつ氏。このEDは珠玉の名曲だと思います!
☆こちらは何年か前にスガシカオさんがカバーされていて、それも良かったです。
さて、どういうわけか話がこんなとこに引っぱられて(自分的には思わぬ収穫というか、おもしろい展開ではある)全然当初の予定内容の片鱗にもたどり着かぬまま長くなってしまったので、ここらで一旦切って急遽もう少し続けることにいたします。前後編にしてまた長くなったらアレなので、その1ってことで。
それではここまで読んでくださったみなさま、その2でお会いしましょう。「ギャーオー!!♥」