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【創作大賞感想】リアルな怖さと面白さ

「創作大賞2023」 の応募作品を読むおもしろさは、これから流行るかもしれない作品を発掘するワクワク感を楽しめることだと思う。

応募作品の中でも、とりわけタイトルに惹かれて興味を持ったものから、少しずつ読ませてもらっている。

その中でも、あり得ないけど人の描写がとても丁寧なところがリアルで怖くておもしろかった作品がこれ!

老人ホームを舞台とした物語なのだけれど、デスゲームという荒唐無稽で唐突な展開ながら

「こういうタイプの性格の高齢者さんいるよね」
「環境で人格って作られていくところがあるからね」
「若い頃の思いの強さを背負いつつその後を生きていく人もいるよね」
「認知症。もし治ることがあったとして、後悔することもあるかもしれないのか…」

と、色々と考えさせられる事も多かった。


私の人生にはこんな突拍子もない出来事は起こらないとは思うが、

生きていくっていうのは、老いも若きも結局お人柄やその人の性質・性格抜きには通れないものなんだろうな

と妙な納得を覚えた作品。

みなさんも、ぜひ!





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