一幕見席① アナタに最適なソリューション 〜着の身着のままいらっしゃい〜

　それでは歌舞伎を観に行きましょう☺️いえ〜〜い♪

　歌舞伎に関わらず、よっしゃ舞台観るぞ〜〜〜！となった時、最初の関門は「チケット入手」だと思います。

　チケット購入サイトの会員IDとPWを思い出し、人気の舞台はチケット争奪戦で抽選結果に一喜一憂、ってこのチケットの支払い完了してたっけ⁈となったり、結構エネルギーが必要ですよね。

　一方、歌舞伎の「一幕見席」は予約・会員登録不要、観劇当日に貴方が身一つ会場へ行きチケット購入すれば観られます🙆🏻‍♀️わお簡単！

　私も歌舞伎はほとんど一幕見席で観劇していて、ほんと手軽なので思い立ったが吉日で行けるし、安くてラフで楽しいんですよ…。
　まさにこの手軽さが10年間観続けられた理由だと思います。

　という訳で早速一幕見席について紹介します！
　今回は一幕見席の概要と、チケット代についてお話しします。

＊＊＊　めっちゃ重要なお知らせ　＊＊＊
この一幕見席は歌舞伎座のみでしか行われてません！
なんだよ東京かよズコ〜〜〜〜ってなった方、お許しください…。だけどブラウザバックしないで是非読んで〜！東京・銀座にお越しの際には是非お試しアレ。
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

１. 一幕見席とは？
　一幕見席とは、簡単に言えば「一幕用当日券自由席」のことです。
　チケットは観劇当日に販売され、歌舞伎座にある専用チケット売り場に並んで購入します。座席は歌舞伎座の最上階4階にあります。

　歌舞伎は通常「昼の部」「夜の部」と1日に2公演行なっていて、それぞれの部で3-4幕ほど上演します。
　そう、一幕見席はその名の通り、その一幕ずつチケット購入が可能なんです！
　つまり「初めての歌舞伎でいきなり全演目は難しいかも…」だとか、「今日急に予定無くなって暇になっちゃった…」だとか、「推しの俳優が出る演目だけ見たい…」なんて悩めるアナタに、一幕見席は最適なソリューションを提供します😌ドヤァ

2. チケット代はいくらなの？
　感のいい方なら気付いたと思いますが、一幕ずつのため通常のチケットよりめちゃくちゃお手頃なんですよ。
　例として2020年1月の公演を上げましょう。
　下記チラシをご覧ください。今回の公演は【昼の部：4幕】【夜の部：3幕】行われました。チラシ左下にご観劇料（通常チケットの料金）が記載されています。

　一幕見席は当日券という性格上チラシには詳細が載らず、公演初日の数日前に公式HPで料金と発売開始時刻が発表されます。2020年1月公演の一幕見席は下記料金で発売されました。

　や…やす〜〜〜〜！！！この月は全て1,500円以下だし、500円の演目もあったんですね。。。映画より安いじゃん。。。
　料金は上演時間が短ければ安く、長ければ高く、といったように上演時間に比例しています。

　一幕見席とは言いますが、一幕しか購入できないということではありません。同じ部の連続した幕であれば、続けて何幕でも購入可能です。
　先ほどの2020年の1月の【昼の部】であれば、1-2-3-4幕と続いて全幕通しで購入することも可能です。　購入できないパターンを例に挙げると、「1幕見たあと2幕を飛ばして3幕購入＝幕が連続してないから不可」「昼の部:4幕と夜の部:1幕を購入＝部を跨いでるから購入不可」です。並び直して購入してください。
　ちなみに全幕通しで観ると、通常のチケットで一番安い3階B席と同じ値段になります。なるほどね〜🤔

　概要とチケット代についてのお話しはここまで。一幕見席の基礎知識はみなさまバッチリです。申し上げていた通りお値段お手頃でしょ？ほら、怖くない（ナウシカ）でしょ？
　では、一幕見席はアナタに最適なソリューションだとご納得頂けたということで、よっしゃ！それじゃ一幕見席で観劇しに行きましょ！
　次回は実際のチケット購入などの当日のフローをご紹介します。本題に入っていくぞ〜〜〜い！！！

　それでは〜〜〜！！！