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Field Notes 「ジャカルタDiary」#09 -充実感とたくさんの疑問を残し帰国-
この記事は2018年に書かれたものです。ウェブサイトのリニューアルに伴い、noteに再掲載しています。
Day7_Feb.27_2018
最終日は早朝(4:00!)にチェックアウト。滞在中初めての朝のお祈り(アサーン)を耳にした。
帰りも同じくエアアジア。相当な辛さを覚悟をしていたものの、旅の余韻で興奮していたためか、気がついたら羽田の空港についていた。
久々の日本人に戸惑いながら、深夜に帰宅(ジャカルタは観光地ではないので日本人は見かけなかった)。
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おわりに
今回は自主調査ということもあり、人類学のアプローチ、UCIのアプローチをそれぞれ体験&違いを見てみるという裏テーマのもと、インドネシアの食と健康に迫った。5日間という非常に短い期間の中で様々な体験ができたが、全体を通じて感じたことは、知れば知るほど疑問は生まれる!ということだ。同じ日本人でも相手を理解するのは難しいのだから、海外ならなおのこと。一足飛びに理解しようとするのはとてもじゃないが乱暴だ。きちんとステップを踏み、丁寧に理解を深めるプロセスを作ることがまずは課題だと感じた。
そして、疑問に対するアプローチは無数にあり、絶対的な正解はない。また正解を導くためのショートカットはできそうもないということも良く分かった。
人の数だけ正解がある。個人を理解し、文化を理解し、国を理解するには当たり前だが膨大な時間と体力が必要だ(繰り返しになるが、日本でも同じことが言える)。
UCIではこれからも、できるだけ丁寧に(でもきちんとビジネスに反映できるように)様々な事象や人の内面に迫っていきたいと思う。
そしてそこに比嘉さんの人類学のエッセンスも織り交ぜて、より濃度の濃いものにしていきたい。
今回生まれた新たな疑問は、ぜひ次の機会に持ち越したいと思う。そして、他の国も見て比較することでその国特有のこと、共通のことを知るという面白さをこれからも積み重ねていきたい。
次はどの国に行けるのか、今から楽しみだ!
大石瑶子
代表補佐/共感リサーチャー(UCI Lab.合同会社)
チーム内では「共感する人」として主に定性調査やワークショップを担当
■全米・日本NLP協会認定マスタープラクティショナー、LABプロファイルプラクティショナー、ワークショップデザイナー、リフレクションカードファシリテーター