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宇宙ヤバイchマガジン

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2020年12月の記事一覧

2020年に起きた天文学的大ニュースTOP5!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は2020年も終わるという事で、今年起きた天文学的な大ニュースをランキング形式で5つ紹介していきます! ランキングは一応アンケートは取っていますが主観もかなり入っているので、予めそこはご了承ください! 第5位:金星大気にホスフィン検出 Credit:ESO/M. Kornmesser & NASA/JPL/Caltech 第5位は、今年9月に発表された、なんと金星で生命の痕跡を発見したかもしれないという驚くべき大ニュ

太陽コロナ加熱問題遂に解明!?「ナノフレア」を観測か

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「コロナ加熱の原因となるナノフレアを遂に観測か」というテーマで動画をお送りしていきます。 コロナ加熱のカギを握るナノフレア太陽は地球から最も近い「恒星」に分類される天体です。 天の川銀河内だけで2500億個もの恒星があると言われていますが、太陽はその他の恒星と比べて圧倒的に地球に近い位置に存在しています。 ですが太陽には未だに解明されていない謎がたくさんあり、その中でも最大の謎とされることも多いのが、コロナ加熱問題で

たて座UY星が宇宙最大恒星から陥落!?新王者はどの星か

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「たて座UY星が恒星大きさランキング首位陥落!?」というテーマで動画をお送りしていきます。 既知の恒星の中で、一番大きいものとしてよく知られていたのが、「たて座UY星」という星です。 太陽の1700倍もの直径を持つ観測史上最大の星ということで、当チャンネルでも何度か紹介したことがあります。 ですがどうやら最近の詳細な観測によって、このたて座UY星は実は最大の星ではなさそうだ、ということが最近明らかになったようです!

火星にはかつて土星のような巨大リングがあったと判明!?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「火星には巨大リングがあったかもしれない」というテーマで動画をお送りしていきます。 火星にはかつてリングがあったかも リングといえば、真っ先に思い浮かぶのが土星だと思います。 際立って美しいリングを持つ土星を筆頭に、同じガス惑星の木星、天王星、海王星にもリングがあると知られています。 一方で、水星、金星、地球、火星の4つの岩石惑星についてはリングが確認されていません。 基本的に人気惑星ランキングの上位はガス惑星が

お隣のプロキシマ系で奇妙な電波を検出!?生命の可能性も

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「お隣のプロキシマ系から奇妙な電波を検出」というテーマで動画をお送りしていきます。 生命関連の話題が相次ぐプロキシマ系太陽系から最も近い4.24光年離れた所にあるプロキシマ・ケンタウリ系にはハビタブルゾーンに位置し、質量や直径も地球と近いプロキシマbという惑星があります。 このプロキシマbには生命がいる可能性があると期待されているものの、主星が太陽よりもずっと質量が低く省エネな赤色矮星というタイプの恒星であるために、プ

宇宙にまつわる特に誤解しやすいこと4選!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「宇宙にまつわるよくある誤解4選」というテーマで動画をお送りしていきます。 太陽は雑魚最初のよくある誤解は、「太陽は雑魚である」というものです。 当チャンネルでも太陽よりさらにハイスペックな星々が頻繁に登場するので、太陽は噛ませ犬のような扱いになることも少なくありません笑 地球から肉眼でも見えるほど明るく輝いて見える星は本当に数少なく、頑張れば数えられる程度しかありません。 ですが実際には見えないだけで、暗い領域に

40年も前に公開されたブラックホール映像がヤバすぎる…

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「40年前のブラックホールシミュレーションがヤバイ」というテーマで動画をお送りしていきます。 急速にブラックホールの理解が進んでいる Credit: EHT Collaboration 近年、ブラックホールの理解が急速に進んでいます。 去年2019年の4月には、人類史上初めてブラックホールの直接観測に成功したと大ニュースになりました! こちらの画像はその際公開されたものとなります。 全体的にぼんやりとしています

宇宙人の仕業!?長年正体不明だった電波信号Wow!シグナル

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「謎の電波信号Wow!シグナル」というテーマで動画をお送りしていきます。 「Wow!シグナル」とは?地球外知的生命体探査(SETI)プロジェクトの観測をしていたオハイオ州立大学のジェリー・エーマン氏は、1977年の8月15日にビッグイヤー電波望遠鏡にて、約72秒にわたる非常に強い電波信号を観測しました。 この信号は非常に強力でした。 電波の強度は9までは数字で表され、10以降はA,B,C…とアルファベットで表されます

350万年前の人類が見ていた夜空が美しすぎる…

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「350万年前の人類が見ていた壮大な夜空」というテーマで動画をお送りしていきます。 人一人の寿命程度のスパンでは地球から見る夜空はほとんど変化ないですが、万単位の年数が経てば大きく変わります。 例えば地球の自転軸は倒れかけのコマのように向きが変化しているため、天の北極の位置がズレます。 また、肉眼で見えるどの星々も天の川銀河中心部を公転しているため、少しずつ星同士の位置関係も変化します。 このように遥か昔の夜空は今

天の川銀河で未知の超巨大泡状構造を新発見!?

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「天の川銀河内で発見された新構造」というテーマで動画をお送りしていきます。 Credit: University of Tübingen マックスプランク地球外物理学研究所が率いる研究チームは、X線による観測で天の川銀河内に未知の巨大構造が存在していることを突き止め、今月9日に発表しています。 今回はそちらのニュースを紹介したいと思います。 フェルミバブル2010年に、天の川銀河の中心を挟み込むように上下に広がる巨

800年ぶり!?木星と土星の接近を再現してみた

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「木星と土星の最接近を再現」というテーマで動画をお送りしていきます。 木星と土星の接近 太陽系の惑星は全て太陽の周りを公転していますが、その周期は遠くにある惑星ほど長く、地球が1年なのに対し木星は約12年、土星は約30年となります。 そして太陽や地球から見た時、木星は360°÷12年=毎年30°ずつ、土星は360°÷30年=毎年12°ずつ公転軌道上で移動しているように見えます。 つまり両者は毎年30°-12°=18

中性子星よりさらにヤバイ天体「クォーク星」が半端ない

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「中性子星よりヤバイ天体クォーク星」というテーマで動画をお送りしていきます。 中性子星ってどんな天体?まず最初に中性子星という天体がどの様に誕生し、さらにどんな天体なのかを簡単におさらいしていきたいと思います。 質量が太陽の8倍以上重い大質量の恒星が一生を終える瞬間、核融合が弱まることで核融合によって星の核が膨張していく外向きの力が、内向きの重力に押し負けて、星の核が物凄い力によって圧縮されてしまいます。 その際に超

最も地球から遠い天体は何?最新の観測で明らかに!

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「最遠の天体が最新の観測で明らかに」というテーマで動画をお送りしていきます。 最遠の天体=最古の天体近年の観測技術の進歩は目覚ましいものがあります。 例えば1990年代に初めて見つかった太陽系外惑星ですが、今では4000個以上見つかっていてもはや当たり前の存在に! そして観測の対象は遥か遠方の深宇宙も同じで、ハッブル宇宙望遠鏡の台頭などもあってどんどん深くまでその姿を観測できるようになってきています。 地球から何億

まさに絶景…2つの太陽の周囲を周る系外惑星で新発見

どうも!宇宙ヤバイch中の人のキャベチです。 今回は「壮大な絶景が広がる系外惑星の新発見」というテーマで動画をお送りしていきます。 最近の観測により太陽系の外にある恒星を公転している系外惑星はとてもありふれた存在であることが分かってきました。 そんな系外惑星を観測する方法はいくつかありますが、その中でも主星からの光を反射している惑星の姿を直接捉える観測方法を「直接観測法」と言います。 原理自体はシンプルなのですが、実は今の観測技術でも直接観測された惑星はかなり少ないん