ケンカは家庭で起こってるんじゃない!学校現場で起こっているんだ!
自分の子どもが、表情が見えていない状態で友達とオンラインゲームを
したらどうなる?
近年のオンラインゲームによる子どもたちのトラブル例。
ボイスチャットで友達とオンラインゲーム。
非対面のコミュニケーションで友達の表情が見えない。
つまり視覚情報が無い状態。
視覚情報、聴覚情報、言語情報の中で、視覚情報が55%の割合で
影響を与えていると言われている。
#メラビアンの法則
その半分以上の視覚情報をカットされた中で、コミュニケーションが未熟な
子どもたちが、非対面でオンラインゲームをするとどうなるか?
「ボケー」「死ね!」「ヘボイねん」
といった言葉がよく飛び交う。
#もちろんゲームにもよる
当然言われた側は傷がつく。しかし、暴言を吐いた側はそれに気づかない。
なぜなら、相手がどんな表情をしているか分からないから相手に不快な思いをさせていることに気づかない。
しかし、そのときケンカになることはない。
その場に相手がいないためである。
すると言われた側の心にモヤモヤが残る。もしタイムリーにケンカになっていれば事実も覚えているので
「そうか、自分の言動でそんな思いになってたんか、
確かに嫌そうな表情してたなぁ」
と気づくことができる。
しかし、実際はモヤモヤをどんどんためていくだけ。
そして、それから数週間や数か月後にその子たちがトラブっている。
そのトラブルが起こったのは確かにそのときであるがよくよく聴いていると
発端はオンラインゲームで「煽られた!!」という。
しかし、言った本人は覚えがない。いっしょにオンラインゲームを
していた子たちに聞くと確かに暴言を吐いていたとのこと。
本人に自覚はない。
相手の表情が見えない状況でオンラインゲームをすることで
自分の言動が相手にどんな影響を与えているかが分からない。
コミュニケーションの力が未熟なほど、やっぱりまずは対面での
コミュニケーションって大切やなと感じた出来事。
~ボ育てしよう~
※ボ育て=ボードゲーム×子育て(教育)
ボードゲームは対面で行う。しかも、ゲームをする中で
喜怒哀楽の感情が動きやすい!
面と向かっているので自分の言動が相手にどう影響しているか、
相手の様子を見ることで感じ取ることができる。
その体験はしっかりと積み重ねたいところですね☆
もし親子でボードゲームをしていて、不愉快な気持ちになるような言動を
していたら伝えてあげるといいかもしれません。
子どもの悔しい思いに「悔しかったね」と
共感しつつ、
「ただ、そんなこと言われたら、お母さんすごく気が悪くなる」
「そんなことするんやったら お父さんもうゲームしたくなくなる」
って、親の気持ちを伝えてあげてるといいかもしれませんね。
「〇〇したらダメ」って叱ると『怒られるからやらない』になるけど
気持ちを伝えることで相手がどう感じるか『やってはダメな理由』を
伝えていることになるから(^^)
まあ、また同じことをくり返す可能性は高いとは思いますけど…( ̄д ̄)
ただ、自分の言動によって相手がどう感じたか少しずつ理解することができれば親としてはうれしいですね(^^)/