Ready fight, for Desire.
8月27日、仮面ライダーギーツが最終回を迎えてしまった。今回は仮面ライダーギーツのTVシリーズを1年間みてきて感じたことを綴っていこうと思う。
今回の作品はどうだったのか?
今回の仮面ライダー、正直指5本に入るほどのお気に入り作品になってしまった。いやぁ面白かったんですよ!あと仮面ライダーでこんなにハマって見たのは初めてというくらいハマった。玩具も買える範囲で結構買ってしまった。
私の1番のお気に入り作品は仮面ライダーWなのだが、これは私が幼少期の頃に放送されていた作品で、作品の内容をちゃんと理解して見たのはごく最近のこと。幼少期の思い出補正もあって、Wが1番となっている。
だからWを除けば、ギーツはTopを争うほどのお気に入り作品だ。
ビジュアルがかっこいい!
近年の仮面ライダーは結構攻めたデザインをしている仮面ライダーも多い中、今回のギーツは一目みてかっこいいと思えるデザインだったのがよかった。
今みてもらった姿は、基本フォームでありながらTVでは数回しか出てこないフォームでこれが出てきたときの興奮もやばい。最終回でこれが出てきたときの興奮もやばかった。
読めないストーリー構成
ギーツの魅力の一つにいい意味で読めないストーリー構成になっているということだ。ギーツのモチーフはバトルロワイヤルゲーム。序盤から中盤の前半ではゲームで誰が生き残るのかというハラハラ感があって、これが非常に面白い。中盤の後半からは物語の核心に迫っていき、諸々の伏線回収や予想だにしない展開がきてこれもまた面白い。このおかげ仮面ライダーにありがちな中弛みがなかった。これはすごいと思う。
さらにギーツは結構メタ的なところに踏み込んでいる作風にもなっている。我々視聴者への皮肉、社会風刺、これがものすごい効いている。これは一度オタクの方々に見てもらいたいなと思うほどだ。
唯一の不満点
ギーツ唯一の不満点は創世編のプレバンラッシュだ。
東映特撮はBANDAIの玩具販促を脚本に組み込まなければならない。BANDAIはなぜか終盤に受注生産用の玩具を大量に売りたがる。そのせいで脚本の変更を強いられたりすることによるり少々ご都合的展開が続くが、これはBANDAIの販促を無理に組み込んだ結果だろう。しかも受注生産なので商品がすぐに届かないのが難点だ。よってギーツの創世編の評価は人によっては良くない評価をつける人もいる。その気持ちもわからなくはない。
商品はすぐ届かない。脚本は崩れる。大量に売るのでこちらの金も足りない。さらにプレバンは送料もかかる。こちらへのデメリットは多い。完全にBANDAIの自己都合としか思えない。強化フォームが終盤に登場させられるなどのメリットもあるが、ここはどうにかしてほしい。
願い続ければ願いは叶うのか?
『願い続ければきっと叶う』ということを作中では言っていたが、これだけだと少し言葉足らずだというか、誤解を招くかなと私は思う。願ってもそれに伴った行動をしなければ願いは叶わない。私はそう思っている。だから私はこの作品が伝えたかったことは『願いのために戦え!』ということだと勝手に思っている。願う心持ちを忘れず行動に移して願いを叶える。そしてそれを体現しているのは紛れもない。鈴木福君だ!
彼はずっと仮面ライダーになりたがっていた。そういう心持ちを忘れず、色々努力したと思う。バラエティ番組などで「仮面ライダーが好きだ。仮面ライダーに変身したい。」と言い続けて、色々努力もしただろう。そして今作で仮面ライダージーンに変身した。もう彼が仮面ライダーギーツに出演し、変身したことはもう必然だったと言ってもいいだろう。
現代人の多くは自分の願いを押し殺し、会社員になることを目指そうとする。そういう方々へのメッセージでもあると私は思う。この記事を読んだ方も一度自分の夢、願いを見直してみてはどうだろうか?私も当然見直す。
Ready fight for Desire
英寿がスエルを倒しにきた時に流れた変身音だ。まさに願いのために戦え!だ。私もこれから願いのために戦っていこう。私の座右の銘にでもしようかな。
ギーツの魅力は、今回綴ったところは一部でしかない。これを読んで気になったら方はぜひ見ていただきたい。
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