はじめてのプリキュア映画
今回はプリキュアオールスターズFを上映最終日の最終上映の滑り込みで見てきたのでそちらの感想を綴っていきたい。ネタバレは完全に含みます。
プリキュアファン歴と動機
まず私とプリキュアの関係を綴っておくと、私はプリキュアをまともに見始めたのは今年のひろぷりからである。かといってデパプリやヒープリは仮面ライダーの放送前ということでながらで見る回もあった。幼少期には妹が見ていたフレッシュプリキュアやハートキャッチ、スマイルプリキュアを隣でたまに見ていたくらいだ。アラモードも少し知っている。
ひろぷり自体は私は結構ハマっておる。だから今回の映画も気になっていた。もちろんプリキュア映画は初めてというのもあって人目などで少し躊躇っていたーーー人目に関しては気にすることじゃないーーー。公開から2か月たった今、ふとこの映画の情報を調べるとまだギリ上映中でこれはチャンスだと思い見に行った。最終日はもうほとんど誰もいないと考えたからだ。実際いたのは私と女性がもう1人で安心してみれた。
常時涙腺をやられていた内子
あのねぇ、常時涙腺がやられていた。というのもまず上記で綴った通り、まともにプリキュアを見始めたのが今年からとはいえ、レジェンドプリキュアーーー仮面ライダーでは過去のライダーたちをレジェンドライダーというがそういう意味合いで勝手に使っているーーーも一部知ってるので出てきたときはまず感動した。さらにキャラクターのクロスオーバーの対話もなかなか感動させられるものが多かった。
特に感動した一コマはキュアグレースとラビリンの再会。今回4グループに分かれて城を目指すのが物語の縦軸だが、そのうちの1グループのドラマにこのドラマが仕込まれていた。電車を追いかけるましろんと人魚のプリキュアとデパプリの生徒会長さんとキュアグレース(ましろん以外名前知らなくてごめんなさい)。4人が電車を追いかけて電車に飛び乗るがキュアグレースだけなかなか追いつけないシーンがある。私はキュアグレースが病気で体力がないのは知っていたので、細かいなぁと感心していたところにたまたま電車に乗っていたラビリンによって乗ることができ、再会。ヒープリを少し見ていてよかったと思えるシーンだった。
後ソラちゃんと前作・前々作の主人公たちとのやりとりも印象的だ。ソラちゃんを励ます先輩たちが頼もしくてよかった。最終的に一緒にデリシャスマイルをする仲にまでなっていた。
この作品が伝えたかったこと
愛
この言葉に尽きる。今作のキャラクターは誰もが友やパートナーに再会したいという気持ちで動いていた。
ひろぷりで言うとソラちゃんとましろん。彼女らの仲というのはTVで散々書かれている。ソラちゃんへのましろんへの想いはここでは記せきれないほどすごいものだ。この積み重ねにより相当この愛への説得力が増しているように思えた。
本作の黒幕であるキュアシュプリームもそれを知ることになる。全プリキュアとぶつかり、そのプリキュアの強さを身をもって知ったプリムは一つ成長できただろう。(まぁ世界を一度破壊した罪は重いが笑笑)
最後自身が生み出し失敗作だと思っていたプーカと新たに一歩を踏み出すエンドは私は好きだ。プーカもプリキュア達との旅で相当なものを得ただろう。「怖かったんだよね」と言ってましろんやキュアグレースに励ましてもらうシーンはうるっときたし、そこで人を想う気持ちを知ったのだろう。
いやぁほんとに見に行ってよかったと思う。戦闘描写も見応えあり、ほんとに映画に相応しい内容であった。にわかの私でもここまで感動したので長年のプリキュアファンならより感動しただろう。来年もまたプリキュア映画があるようなのでぜひ見にいきたい。