UC.熱帯植物のすゝめ

難解な熱帯地方植物の育成を楽しんでいます。

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最新!最近のag育成方法

何かと試行錯誤中なのですが、最近はこれに落ち着いてます。 成長度合いによって育成環境を変えるのは当然なのですが、 幼苗については水苔一択。放置して水枯れさせると一発終了なので、空中湿度をかなり高めに。85とか95。しかし鉢内はビチョビチョは避けて乾燥気味に。完全に乾く前に表面少し濡らす程度に湿らす。完全に乾かすと終わり。密閉容器で底に少し水を貯めるが良い。中株までこれで良い。この時期に根をしっかり育てるのが吉。元の芋もしっかりしたものであれば早い。ヒョロ苗は落ちやすい。

    • 紫外線(UV)パワー

      夏のダメージからやっとって感じ💦 紫外線の恩恵素晴らしい、発色取り戻して来た。 オススメしますが、よく離して使用して下さい 18w程度がいいです

      • クリプトコリネとブセファランドラの水上葉カビとの闘い

        クリプトとブセは1種類ごとに密閉ケースで育成してますが、 カビたり溶けだすと一瞬で広がってしまいます。 クリプトのヨーロピアン育成では長繊維ピートと用土をサンドイッチしてます。ブセの水上葉は日向小粒と栄養系アクアソイルを水でひたひたにして溶岩石に活着させてます。 ブセはアクアソイルの栄養のみで育ちますが、クリプトは肥料好きな印象です。緩効性肥料を用土に混ぜ込んでおいて、たまに有機系の液肥を上からドバドバかけてます。 カビ防止にいい効果を発揮するのはこれ テラリウム用の

        • アミノ酸は必要か?

          5-ALA(アミノレブリン酸)は必要か? そもそもそんなに栄養素を必要としていない植物のような気がするアグラオネマ。根腐れしにくい環境ってだけでいいような気もします。 今までは湿度70%~80%前後の環境で毎日少し水遣り(表面が濡れる程度) 週一でリキダス1000倍とストレスブロックを交互に。 常湿環境(60%~70%)のやつにはそれぞれ用土の違いで乾き方が違うのでまちまちなのですが 最近あれ?と思った事があるのでそれを少し。 最近流行りかどうか知りませんがこの鉢

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        • 育成方法
          6本
        • 輸入の面白み
          1本
        • 輸入養生
          3本
        • 増殖方法
          1本

        記事

          アグラオネマピクタムの照明

          アグラオネマの照明についてですが、普通熱帯魚や水草用のフルスペクトルとかその辺のLEDライトを使うと思うのですが、ちょっと明る過ぎたりすると葉焼けなど起こしがちです。何か最近葉色が薄いな~って感じた時は時すでに遅し。。アグラオネマに関しては光量弱めが良さそうです。ですが普通の一般的なLEDのみでは赤色、青色がなく光合成しにくいかな、、どうせなら個体の持つ最高の発色を見たい! 4000lm~5000lmを30㎝程度離したところから8時間とか照射したら焼けます。吊り下げて60~

          アグラオネマピクタムの照明

          ケース内を清潔に保つ

          今回の見直しのテーマは如何に清潔さを手間なく維持するか。です。 変な菌を湧かせないためにも、清潔第一です。 底面にもなるべく水を溜めない、壁面への水垢すら許しません。なるべくなら新品時にフッ素の水回りコーティングを内面へ施しておきます。これで水垢や汚れを弾く、防汚効果を期待します。汚れてもさっと拭けばすぐ取れる。はず...? 前回の続きですが、あと育成で見直した点と言えば風の動き。常にサーキュレーター3台回してます。エアコンの風が嫌いです。常湿のケース外置きのアグラやホ

          ケース内を清潔に保つ

          栽培方法の見直し

          noteの存在忘れてました。 最近、引っ越しを機にジメ系の育成環境の見直ししました。 建物がRC造で、一人暮らしなのに予備の部屋がいくつかある。なので、この際一部屋丸っと植物部屋に。 一番狭い部屋なので、加湿器10〜12畳用でムレムレになってくれます。最大稼働にしたら部屋ごと90%とかまで上がってくれますが、それはあんまりなので、75%設定で水の補給も5Lタンクで2〜3日に一度という感じ。楽です。安い加湿器買っても全然上がらないのにねぇ。 引っ越し後、一夏エアコンなしの部

          Pictum輸入その後

          水苔で養生の後、鉢から根が飛び出して来るほど張ってきたら、鉢増しして用土植えに。

          混合用土比率すゝめ

          根無し→乾き気味水苔(水挿し) 根が乏しい→乾き気味水苔 根無し水挿しはこれまであまり結果がよろしくなかったのであまりやりません。(しかしあまりに状態が悪い、水苔でもあとは溶け落ちるのみのようなものは水挿し) 水中での発根後の水苔or用土への移行時期も悩みどころですし。よくやる根無し棒の水苔への伏せ根もそのまま溶ける事のほうが多いのであまりやりませんでした。(大きい棒状のものをそのまま縦に水苔植えならやる)一番発根率が悪いのは細くて小さな芋。 なんにせよ導入後発根し始めた

          ¥2,980

          混合用土比率すゝめ

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          常湿化のすゝめ②

          葉っぱが低湿(40%〜60%)に馴染んできたら、今度は根を鍛えます。 水遣り頻度を少なくし、普通の観葉植物みたいに育てます。 具体的には土の表面が乾いてしばらくしたら、たっぷり水遣りをする。週1か2でしょうね。表面乾いてるけど中が完全に乾く前に水遣りと言った感じ。夏はもっと間隔短くていいと思います。ここが水苔だとタイミングが掴みにくいなど、やややりにくさを感じるかもしれません。ドライアウトに要注意ですが、重さを感覚にすると良いかも。 まだこの時点では空中湿度を高めに維持し

          常湿化のすゝめ②

          アグラオネマの常湿慣らしすゝめ

          普段70%とか80%とかの多湿環境で育成してると、ケースに入りきれないなどの弊害が出てきて思ったように株数を増やせない、背丈が高いアグラオネマが収まりきれないなどの問題にぶち当たります。 そこで思いつくのが常湿化なのですが、少しずつ低湿に慣らさないと萎れたり弱ったりして根がダメになります。 こまめにチェックしてられないよって人はワーディアンが結構使えたりします。元々室内ガラス温室なのですが、これ隙間だらけで湿度なんかいつまで経っても安定しません。(テープで塞ぐと案外良い)です

          アグラオネマの常湿慣らしすゝめ

          水苔から用土へのスムーズ移行すゝめ

          約1年半前に輸入したほぼ棒の状態の物を水苔で養生して、少し発根させた物を用土植えへと移行します。 21年4月にカットしてるので、発根まで半年かかってますね。 葉も何とたった1枚のみ! 茎も太くてエネルギー蓄えてそうだけど、輸入時のダメージか輸入前の状態が悪かったのでしょう。細かったら溶けて無くなっていたかも。このまま水苔でも行けないことは無いでしょうが、多湿環境で水苔使用は根が細くなったり分岐したりしがち。 ですので、太くて力強い根を出させたいなら用土植えがいいでしょう

          水苔から用土へのスムーズ移行すゝめ

          増殖のかけ方すゝめ

          一般的?にかどうかは分かりませんが、アグラオネマピクタムの増殖方法と言えば芋を小刻みにしてアロンで蓋して、水苔に寝かすとか小さいままの芋を鹿沼かなんかに植え込んで新しい芽が出るのを待つのが普通?かどうかは知りませんが、そんな感じだと思います。 しかしこれ、一番遅いし予後もとても悪い方法だと思っています。そして、後もめちゃくちゃ遅いです 一番良いのは株元から芽吹いて来たものをこんな風に親と一緒にそのまま大きく葉っぱ2、3枚程度まで大きくした後に分離が早いし、予後も良いです。

          増殖のかけ方すゝめ

          唯一のnamed Aglaonema Pictum

          約2年ほど前にインドネシアアチェ州より輸入して、コツコツ増殖させていたわけですが、ここのところ一気に増えたのでヤフオクに出品してみたところ、何やら流行りの柄?(人から聞いただけ)だったようで、四つともまさかの高額入札! これは親で、この子株になる訳ですが、購入者の方より好評のようなので名前をつけてみては?とのご提案を受け、僭越ながら私UC's agla初のnamedとさせていただく事にしました。 こういったところも面白いです Aglaonema Pictum aceh

          唯一のnamed Aglaonema Pictum

          漬け込む時間と水の量

          輸入後、水に漬け込む時間はどのくらい取ってますか? 私は大体2時間から長くても一晩〜1日 その時に気をつけたいのが水の量だと気付きました。 漬け込んでる間、植物も吸ったり吐いたり.. か、どうから知りませんが水量が少ないと濁ってくるんですよね。それがあまり良くない気がする まぁ、こまめに水を入れ替えりゃいいんでしょうが、新鮮な水が一番という事で多量に。 葉の裏を見ながら染みが出来てきたら早めに植え込むようにすると良いかも。

          漬け込む時間と水の量

          輸入直後の処理方すゝめ

          色んな液体混ぜ混ぜしたバケツに即漬け込みます (混ぜ混ぜ液体の比率はまた今度)この時に草体の柔さをチェック。ヤバそうな位溶けている、若しくは溶けかけている場合は念の為浸透殺菌を施します。部分カットも併用。 今回の便は黄変した葉もすらありませんでしたので、殺菌処理は簡単な弱めの液剤でしました。 1、2時間したら状態をチェックしつつ、全体に張りが出てきた物から先にジャンジャン植えていきます。 今回の物は立ち上がりが良いので即日植え込みました。 ①植え方としては日向大粒を一

          輸入直後の処理方すゝめ