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古上
2025年1月6日 23:41
冬休みは過ぎ去り、明日の朝は早い。まだ日が昇る前の、暗闇の時間から動き始めることになる。緩慢に布団から抜けだして、冷え切った台所に行き、義父から譲り受けたガスストーブに点火する。やがて、窓の向こうは少しづつ青みがかってくる。庭にある物干し竿が見えてるく。妻が食事の用意をする。娘はまだ起きてこない。わたしは朝からガスストーブの前に立ちつま先を暖めているだけ。
2025年1月3日 11:59
幸せであること、幸せに向かうことが至上命題であり、それ以外の道は敗北であるという価値観に、わたしは縛られていたのではないだろうか。幸せでなくても、自分の人生を認めて、生きていく力を持てるような、そんな道を探してみたいと思った。