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わたしを知る読書

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本の内容を読むのではなく、そこから自分が何を感じたか思いを巡らせてみる
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2025年1月の記事一覧

朝から

冬休みは過ぎ去り、明日の朝は早い。まだ日が昇る前の、暗闇の時間から動き始めることになる。

緩慢に布団から抜けだして、冷え切った台所に行き、義父から譲り受けたガスストーブに点火する。

やがて、窓の向こうは少しづつ青みがかってくる。庭にある物干し竿が見えてるく。

妻が食事の用意をする。娘はまだ起きてこない。わたしは朝からガスストーブの前に立ちつま先を暖めているだけ。

幸せでなくても

幸せであること、幸せに向かうことが至上命題であり、それ以外の道は敗北であるという価値観に、わたしは縛られていたのではないだろうか。

幸せでなくても、自分の人生を認めて、生きていく力を持てるような、そんな道を探してみたいと思った。