本『あなたを閉じこめる「ずるい言葉」』を読んだら、私がよく使う言葉ばかりで本を閉じたくなった話
本の構成
同僚の先生に勧められ読んでみました。
作者は「中学生でも読めるように書いたつもり」とおっしゃっていますが、
大学の授業でも使用できます。
大人が読んでもなるほどと思い読み応えあります。
私はいかに普段から「ずるい言葉」を学生や家族に使っているのかを認識させられちょっと申し訳ない気持ちになりました。
本の構成は
29のシーンから構成され、
各シーンに以下の4つがあります
「あなたのためを思って言ってるんだよ」
(あなたのためと言いながら実は自分のため)
これ学生によく言います
「就職したら、そんなんことは通用しないよ」
「今ちゃんとやっておかないと、後で困るよ」
学生の為を思って言ってるのですが、自分が授業しやすい様に言ってるのかもしれません
「もっと早く言ってくれればよかったのに」
(困っているからと言えなかった理由がある)
欠席していた学生、課題を提出してなかった学生に言いますね
「友達にいるからわかるよ」
(似た境遇の人を持ち出してわかったふりをする)
悩みを聞いた時、自分の周りの似た事例探しません?
でもそれは個々の事情が違うので相手の状況を理解しようとしていないことみたいです
「昔はそれが普通だったのに」
(普通の意味を「珍しくない」という意味で使っても、「そうあるべきと」解釈される)
昔はとはあまり言わないようにしてますが、
「それは常識」と言ってしまいますね
辞書(電子辞書、スマホの辞書でもOK)で単語を調べない学生にまだ慣れません
LINE翻訳、Google 翻訳があるのだから、使ってしまうのはわかるのですが
番外編「あれもこれも言えないと何も言えなくなる」
「美人だと得だよね」
これは私ではなく、年上の男性が言っていたのを聞いたことあります
だめですね
何気なく言ってることに色々反省しました
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