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いっしょに書いてみよう!そもそも記事はどう書くの?

 
noteには文章を書ける人が多いから、「書く初心者」向けの記事ってあんまり見かけない。もうすこし進んだ執筆論を書くのがウケはいい。
 

ちょっと文章関連のお仕事で、「今までブログを書いてこなかった人向けに書き方を教えてほしい」とお願いされたので、ここに記事を作っておいておきます。
 

だからいつも読んでくれてる人にとっては「おいおい、それくらい知っとるぞ。今さらこんな知識は必要ないぞ!」です。
 

1.書くハードルを下げる
 
「こんなことを書いて炎上したらどうしよう」
「私の拙い文章なんて時間の無駄だと思われちゃう。読者の時間を奪うよね」
「私が人様に発信できることなんて無い」
 

文章を発信したことがない人は、読まれることが恐怖です。読まれておもしろくない思われる。不快な気分にさせる。読者にそんな感想をもたれるのが怖い。
 

これ、前提が違います。そもそも、読まれませんから。私たちはなんとか読んでもらおうといろんなことを書きます。振り向いてもらうために必死です。必死よ?書き慣れている私たちでさえ、「どうやったら読んでもらえるか……」と毎日頭を悩ませます。
 

「さあ、今日から記事を書くぞ!」って人が読んでもらうことを前提にしちゃうと、恐怖感がありますからね。「世界に自分の書いたものが……あわわわ」って。
 

だいじょうぶ。読まれてないから安心してください。とりあえずなんでも書けばいい。意識するのは「エピソードと思考」です。今日こんなことがあった。私はそれについてこう考えた。過去の印象に残った出来事でもいいですよ。エピソード(体験談)と思考(考えたこと)を書くように練習してください。
 

2.学校の休み時間のスターになれ
 
何を書いてもいいとお伝えしました。じゃあエピソードは「昨日の晩ご飯でカレーライスを食べた」。思考は「カレーはやっぱり月1で食べてもうまい」
 

まぁ、こんなことを書いてもおもしろくはないですよね。ちょっとだけ読者を意識してほしいのです。
 

学生時代。小学校、中学校、高校の休み時間を思い出してください。
 

友だちとしゃべる。そのとき、情報交換をしてませんでしたか?
 
「ジャンプの新しいマンガ読んだ?めっちゃおもしろいよ」
 
「ゼルダの伝説の新作、来年の5月に発売だって。今度のゼルダは3Dらしいよ」
 
「ドラクエの裏ワザ、知ってる?カジノで838861枚のコインを買うとさ」
 
「商店街の端のおもちゃ屋さんに、ガンダムのプラモデルの新作が入ってるよ」
 

……私の経験談なのでちょっとインドア寄りな例でわかりにくいかもしれない。
 

文章術でよく言われる「読者の役に立つ・プラスになることを発信しよう」です。これは読まれやすくなる。自分が持っている情報を欲しい人に届ける。
 

「役に立つことを書こう」というと、「いやー、わたしにはそんな情報も経験もありませんよ」って消極的になるんだよね。重く考えなくていいです。休み時間のスターになればいい。「え、なになに?私にも教えて」と友だちが集まってくる感じ。
 

イラストが描くのが上手いならイラストの描き方。料理に自信があるのならレシピ。写真を撮るのが趣味なら初心者のカメラの楽しみ方。楽器が演奏できるならそれを。
 

「え?そんなのでいいの?」
 

いいんです。たとえば私が今から写真を撮りたい・カメラを趣味にしたいと思いつきます。ネットで調べますよね。初心者にはどんなカメラがいいのか。やっぱり高いのがいいの?わからないんです。でもあなたがカメラを趣味にしてるなら、私より断然知識は多いんだ。それを教えてほしいのです。
 

この前、料理をしたんですね。私は下手くそです。千切りと細切りの違いもわかんなくてネットで調べましたよ。「え?そんなの誰でもわかるでしょ」って、わかんないから調べたのです。あなたの当たり前が、私にとっては特殊スキルなんだ。
 

で、これが次につながります。
 

3.最低100記事は書けることを軸にする
 

「この話題ならいくらでも話せるぜ!」ってことが、誰しもあると思うんです。
 

漫画・アニメに詳しい。
野球について語るなら一晩ぶっとおしでも余裕。君、時間に余裕はあるかい?
投資術にはちょっと自信があるのだよ。
キャンプ道具に100万円は使ってるからさ、遊びだけど知識だけはあるよ。
 

趣味、仕事、遊び。なんでも構いません。このネタなら100記事は今からでも書けちゃう。努力して調べたり準備しなくても記事を作れるのさ。
 

それがあなたが発信すべき内容です。「え?こんな知識は求められる?」ってのでいいんですよ。2でその理由は書きました。
 

ポイントは
「あなたがこれまで時間とお金をかけてきたモノ・こと」です。ギャンブルについての記事はちょいと反感くらうかもだけど、ギャンブルでもエッセイにするならおもしろいかも。
 

1.そもそも読まれないから。けど「エピソードと思考」を意識して書いてみよう
 
2.友だちの中でスターになれ
 
3.これまで時間とお金をかけてきたものはなにか?

 

まぁ、気楽に書いてみてください。
 

今日も読みにきてくれてありがとうございます。私は友だちが記事を書くのがうまかったから、それの真似から入りました。
 

[画像協力:さちわ]

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