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講演するコツを教えて!に答えたら、記事作成につながった
レアな経験として私が語れるのは「講演ができる」です。10人から300人の前で講演経験はあるんだ。仕事のひとつなんですよね。「書く活動」でも個人で講座をやったりしていました。
職場の後輩に聞かれたのですよ。「どうやったらヤスさんみたいに話せるようになりますか?俺もうまく話せるようになりたいんです」
場数
慣れ
練習
「そりゃそうでしょ!」な答えなんで、もうすこし具体的に伝えたのです。
「自分が話すことばを、全部台本にするんだよ。アドリブっぽいセリフでさえも。『あ、そういえば今思い出したのですが』『話すつもりはなかったんだけど、今日の皆さんの反応がいいのでコッソリ言いますね』なんてのも、台本にする。
その台本、A4用紙でプリントアウトします。で、実際に読んでみる。何分で1枚を読めるかを計測するんだ。4分で読めるなら、10枚の台本をつくれば40分の講演ができるよね。
慣れないうちは早口になるから、予備としてさらに2枚作っておく。プラス10分の準備をしておく。逆に時間がオーバーした時のことも想定して、どれを削るかも考えておく。
話す内容は、大きなテーマを1つ。それに関わるテーマを3つつくる。3つのテーマから話す内容を考えるんだ。人間は4つ以上になると覚えきれないからね。3つに絞る。
たとえば『勉強疲れのリフレッシュ方法』が大きなテーマだとしたら、そこから3つ。『運動』『寝る前』『瞑想』にして、それぞれで話す内容を考える。
長い一つの話をつくるのではなく、短い話を何個かつくって繋がる感じで。
大事なのは『体験談・経験談』を必ず入れること。自分の話でなくても、聞いた話や本で読んだ話、テレビで仕入れた情報でもいいよ。
自分の考えばかり話すと、リアリティがないからさ。エピソードトークは必須ね。
それと『ツカミ』は大事だよ。講演で話し始める冒頭ね。ここで一気に引きこまないと前のめりになってくれないから」
「そんなに準備してやってたんっすか……」
「そりゃそうだよ。プロだもん」
真面目に語っておりました。「準備をしておくのは必須だよ」と伝えたのです。話す内容、データ、パワポを使うなら画像も。
後輩に話しながら、書くのも同じだなぁと思ったのです。「話す」と「書く」はどちらも伝達手段ですもんね。
記事をつくるのだって準備は必要です。情報収集(インプット)、取材、トレンドの把握などなど。
エッセイにしても、毎日なんらかの行動をして思考をしないと書けませんもんね。そこから、どの順番で話を展開させるかも考えます。
すべては読んでくれる人を楽しませるために。
今日も読みにきてくれてありがとうございます。真面目に聞かれたから答えただけで、そんなガチガチの記事を書け!って言ってるわけではありません。
[画像協力:さちわ]
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