文字ひとつひとつは夜の色なのに
さぁ〜て、今日の記事は?
ヤスです。自己承認欲求というやつはややこしいですね。「自分にはそういうの無いよ」と思っていたら(ここにいたか!)と遭遇するシーンが頻出します。
さて今回は
◆ 文字ひとつひとつは夜の色なのに
◆ 近況報告
◆ 読む(言葉のレプリカ)※文章クラブ限定記事
の3本です。
◆ 文字ひとつひとつは夜の色なのに
うちの文章クラブ『放課後ライティング倶楽部』の看板が欲しいなぁーと思っていまして。キャッチコピーというか、シンボルみたいなの。
私、学生時代から短歌や詩が好きだったのです。中学生の頃は銀色夏生さんにはどっぷりハマりましたねー。「覚悟という氷水でさっぱりと顔を洗いましょう」
そういう前置きがありまして。で、放課後ライティング倶楽部を表すフレーズ。それはキャッチコピーなんだけど、なかなか自分ではバシッと思いつきませんでした。
ほんとに偶然なんだけど、たまたま歌人の木下龍也さんのことを知ったんです。ある文章術の本をAmazonで見つけまして。そしたら関連書籍として「この本を購入した人はこんな本も買っています」と。
『天才による凡人のための短歌教室』
装丁が綺麗。レビューの内容もいい。「短歌の作成だけにとどまらない」と書いてあったので文章レベルアップのため即購入しました。
読みやすい。内容もいい。著者の木下龍也さんはコピーライターを目指していて、短歌をつくる歌人になったのです。言葉のチョイスは当然ながらプロの技巧です。
その本を読んでいたら、木下さんは「あなたのために短歌をつくります」という、なにやら興味をひくことをやっておられるではありませんか。
(販売されたら即売り切れになるほどの人気)
木下龍也さんに、放課後ライティング倶楽部のための短歌を作ってもらったらすごいんじゃないか……。
短歌サービスは再販されたらすぐに売れてしまうので、再販通知をし、そのときを待ち構え、なんとか購入できました。
どんなお題で短歌をつくってほしいか?を購入したあとお知らせするので、以下のような手紙みたいな文章をお送りしたんです。
待つこと数日。
綺麗な字であて名が書かれた封筒が到着しました。裏面には「木下龍也」の文字。
どきどきしながら開封すると、フワっといい香りがします。
そしておそるおそる読んでみました。なぜそんな感情だったかといえば期待し過ぎてガッカリしちゃったらどうしような気持ちだったんです(すごく失礼だ)。
便箋をひろげて視線を落としました。
文字ひとつひとつは夜の色なのに
あなたがつなげてゆくとひかる
もうね。今も思い出すけど、読んで号泣したんです。なんとまぁ、想いのこもった31字なんだろう。
この日から放課後ライティング倶楽部の看板にしています。
今日も読みにきてくれてありがとうございます。この短歌をいただいたあとに、木下龍也さんは情熱大陸にも出演されて人気が爆上がりです。
◆ 近況報告
ゼルダの伝説も終わっちゃったし、まだ続けてプレイはするけど他になにかおもしろい趣味を見つけないとなぁ。仕事、記事執筆も楽しいっちゃ楽しいんだけどね。って今日の記事を書いてほぼ日を見たら糸井さんも似たような話をされてました。
[画像提供:さちわ]
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