台湾で迎えた4度目の誕生日
思い出した
18歳で家を出て台湾に来たことを
コロナ鍋の中1人空港に降り立った時の胸の高鳴りを
これから始まる生活にワクワクして
新しい土地で新しい自分と暮らすと決めたあの初夏の日を
もう4年も経ったのか
あの時より少しだけ現実を知って少しだけ経験を得た
短いようで長かった
振り返ればちゃんと足跡がある
毎日が週末のような四年の日々
3ヶ月後荷物をまとめて空港を発つ日私はきっと
涙と鼻水が止まらないかもしれない
こうやって少しずつ大人になってゆく
時の面影に涙が出ることが増えて
懐かしさの中に哀愁が漂う
こうやって年を重ねるのは良いことだ
22歳になった
世界と共に私もまた1つ年をとった
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