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小説を書いている、みなさんへ。

昨年末くらいから、小説を書く作家さんたちとお話させていただく機会が増えました。

プロットの作り方であったり、投稿サイトであったりコンテストのことであったり、小説を書いていなきゃわからないやり取りをさせていただけることが楽しいです。

ずっと、小説について話せる人と仲良くなりたいと思っていたので、いろいろお話が聞けるのは本当に嬉しいです。

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私は今まで決まったサイトでしか作品を公開していなかったので、他の小説投稿サイトのことも、他のコンテストや公募のことも、ほとんど知りませんでした。

Twitterや他サイトで繋がった作家さんの投稿で、いろんな小説投稿サイトがあることも、いろんなコンテストがあることも知ることが出来ました。
自分でビックリするくらい知らなかったw

考えてみれば、
「この作家さんどうやっていろんな出版社から本が出せるんだろう?」
「それだけすごい作家さんで、作品のオファーがガンガンくるんだろうか」

そんなふうに考えていました。

作家さんもいろんなサイトに小説を公開して、編集さんに読んでもらえる機会を自ら作っている。
いろんなコンテストにエントリーをして名前を覚えてもらうようにする。

それがプロの作家へ向けての一歩だとわかった。

作家デビューしているとは言っても、何も知らなかった私。
これからは積極的にいろんなコンテストにエントリーしていこうと思っている。

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そんな中で、よく思うのが「自分を卑下しすぎている作家さんが多すぎること」

いやね、「ネガティブ大王のおまえが言うな」って突っ込まれてしまいそうなんだけど、本当にそういう作家さんのつぶやきを耳にすることが多い。

コンテストの結果が悪くて落ち込んだり、「私はもう駄目だ! 才能がないんだ!」って言ってる人。

正直「何を言っているんだね君はっ!」って言いたくなる。

聞いてみれば、小説は去年から書き始めました。なんて人が多い。
それで一度や二度、コンテストの結果がよくなくて、そこまで落ち込むか?
むしろ、それだけ自信があったなら、かえってすごいよ?って思う。

もちろん中には、小説書き初めて半年です。大賞受賞しました。とか、すごい人もいるだろうけど、それは言っちゃえばミラクル。

そう簡単にプロになれて、年に何冊も本を出せる人なんて一握り。

それを1、2年小説書いたくらいで、「もう駄目だ」とか言わないでほしい。

私なんて。漫画家から数えたら何十年、創作活動やってると思ってるんだ!?(歳がバレるw)
もちろん仕事が忙しすぎて、創作活動も何も出来ない数年もあった。
産後に書いた作品がいきなりデビュー作になったのは、自分でもミラクルだと思う。
でもそれまで何作もサイトに投稿したし、コンテストにも出した。
それだけで余裕で2、3年かかっている。

もちろんコンテストの最終候補に残ったりはしたけど、結果はダメで、「編集部オススメ作品」っていうのに選ばれるのも何年もかかった。

でもそのコツコツさが編集さんに覚えてもらえるきっかけに繋がったと思っている。

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作家さんに対して文句を言っているのでは決してなくて、簡単にあきらめるなってこと。

いろんな作家さんと繋がって、その作品を読ませてもらったりしたけれど、「小説書き始めて本当に1年ですか?」って思うくらい上手い人もいるし、「この人の世界観すごい」って思う人もいるし、私にないものを持っている作家さんが多くて正直うらやましいくらいだ。

それなのに
「もう駄目だ。自分には才能がないんだ」
「もう書くのをあきらめようと思う」

そう落ち込んでいる人が多くてビックリする。

そりゃあね、たとえば、家業を継がなきゃいけないから、小説を書けるのがあと1年なんです。それまでに何らかの結果をだしたいんです!
そう言う方だっているかもしれない。
自分の望まないタイムリミットみたいなね。

でも、そういうのでなければ、自分の可能性を短く設定してほしくないし、本当にチャンスって巡ってくると信じてほしい。
(てか、そう思わなきゃ私だってやっとれんわ!w)

才能があるとか、ないとか。
自分は頑張っているとか、いないとか。

それは自分で判断するものではないと私は思っている。

もちろん「今日仕事頑張ったからご褒美」とか、そんな可愛らしいのはどんどんやっていいと思うけど、こういった小説や創作物って評価はやっぱり他人からされてしまうもの。

どんなに自分が嘆いても仕方ない。

辞めたければ辞めればいい。

書くのが好きか嫌いか。だと思う。

私ももうこの世界に戻ることはないと思っていたけれど、妄想するのが好きだし、物語を作るのが好きだということに気付いた。
だから今、ここにいる。

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あと言えるのは

「きっと誰かは見てくれている」ということ。

続けていれば誰かは絶対見ていてくれて、きっといい結果に繋がると私は信じている。

私なんかよりいろんなサイトを知っていて、いろんなコンテストにエントリーしていて、アグレッシブな人が多いのに、弱気になるのは本当にもったいないと思う。


なんて書いている本人こそが「ネガティブ、人見知り大王」なのである。

みんな助けて笑




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夕雪*
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。 夢だった小説家として、沢山の方に作品を読んでいただきたいです。いただいたサポートは活動費と保護犬、猫のボランティアの支援費として使わせていただきます。

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