お勉強はしておいた方が良いというお話。
こんにちは。
私は学生をやっていて、少し生意気かと思いますが、現在の中学生、高校生の皆さんがみてくださっているのなら、人生の一歩先を歩いている人からのアドバイスとして読んでほしい。
質問です。
あなたは勉強をしていますか。または、勉強をしてきたと胸を張って言えますか??
私の答えは”No”です。
小、中、高校とそれなりには勉強をしてきたつもりではありますが、特別勉強に励んできたわけではないですし、特進や進学校に行っていたわけでもありません。また、塾等にも通ったことはありません。
ただ、それなりにはこなしてきました。親や先生方から尻を叩かれ、なんとか勉強を続けてきたという方が正しいのではないでしょうか。
小、中、高校性の時に思っていた疑問。
「こんなの将来何に使うんだろう。」
実際に卒業してみて、確かに今までの学習が「うわ~活かされている。」と日常生活で感じることはほとんどないと言えます。
しかし、ふとした時に思うことが、
「あの時もっと勉強しておけばよかった。」ということです。
それが今の私です。
今回は”お勉強はしておいたほうがよい”ということについて書いていきたいと思います。よろしければお付き合いください。
小学生、中学生、高校生の時
小学校、中学校というのは義務教育といわれ、通い、学ぶことが義務とされています。
高校からは義務教育ではなく、任意での進学になります。でもその進学率は97%を超えているため、高校進学が当たり前の世の中といっても過言ではありません。
私は、ほぼ毎日皆勤。小中学校では、朝になれば学校に行き、夕方になれば帰って宿題、そして夜には習い事…。高校になると夕方からは部活動、土日も関係なく毎日部活…。という毎日を過ごしていました。
毎日思っていたことが、
「こんなの将来何に使うんだろう。」
「勉強ってつまらない。」
ということでした。
ただ、私の場合、「周りに負けたくない。」という思いだけで勉強はしていました。また、成績が下がれば習い事はやめさせる、親や先生に怒られる。そんな思いだけで勉強をしていました。
しかし、今考えればこの時の勉強に疑問に思うことがあります。
それは、知識としてほとんど身についていないということです。
ただ試験やテストを乗り越えるためだけの勉強に過ぎなかったのです。
それを痛感したのが、大学3年生~今、現在です。
それは、就活中のこと。「教養試験が全く解けない」ということでした。
たしかに思うのです。「あ、これやったことある、見たことある」と。
しかし、解けない・わからない・覚えていないの3拍子。
今まで積んできたと思う勉強は、すべて短期記憶でしかなく、一つも身になっていないことを痛感しました。
大学に入ってからのお話
私は、とある専門職を目指すための学部、学科に進学し、勉強し始めて4年目になります。そこで感じた、”勉強”というものに対しての変化があります。
ここでの勉強が実に楽しく、おもしろい。
私の夢や目標をかなえるために、自分の意思をもって進学を決意しました。
はっきり言って、命を預かる専門職を目指しているため、簡単ではないと思っています。また、その責任を常に感じています。
毎日のように課題があったり、講義だけで身につくものなどなく、学習が必要なのに、とにかく勉強が楽しいのです。
「大学」というところは、与えられる講義やお話、知識などもありますが、予習と復習の時間をもって、講義の単位となるケースがほとんどではないでしょうか。
つまり、自らが学ぶ姿勢を持たなければならないということです。
そんな姿勢をもって学生生活を送ってきました。
大学に入ってからは、模試が多くあります。これは、資格を取る試験の予行練習といえばわかりやすいでしょうか。
この専門的な模試が想像以上に解けるのです。この四年間を凝縮したものであるのにも関わらず。
自分の興味や、やりたいことに対する勉強はこんなにも身につくものであるのかと感じることができました。
また、これは、勉強に対する意識が大きく関わってきているということも考えられると思います。
嫌々やらされる勉強と、自らが学びたいという姿勢をもって望む勉強。
これらにはとても大きな差があるのです。
学びたいことはなんですか?
私は、自分の意識によって、身につく力や知識の量が大きく異なると考えます。
だからこそ、有限である時間を有効的に過ごしていくためにも、今の私から皆さんに問いたい質問があります。
学びたいことはなんですか?
これを明確にしていくことが必要であると考えます。
高校進学が当たり前と思われる世の中ですが、、私は、中学校を卒業して、大工になる道を目指したり、とび職を目指したりすることはとても良いことであると考えます。なぜなら、自分の学びたい道があるからです。
なんとなくで学びたいこともないのに大学まで進学している人の方がよっぽど恥ずかしくて、無駄な時間を過ごしているに違いないと思います。また、高校以降はお金がかかってくることがほとんどです。つまり、お金と時間を無駄にして過ごしてしまうということに繋がります。
そこで、中学生や高校生に伝えたいこと。高校進学、大学進学をするときには、これから何を学びたいのか考えて、明確に言えるようにしてほしいのです。
何かの競技をしていて、その競技で進学するときも同じであると考えます。その競技を学ぶために進学するという意思を強く持ってもらいたいです。
また、これは社会人となった後でも言えることなのではないでしょうか。
時代も変化しますし、技術も間違いなく進化します。私たちは、その変化に対応していかなければなりません。
つまり、一生勉強ということです。
学びの姿勢をもって生きていく必要があるのです。
まとめ
▷身につけるための勉強をする。
▷学びたいという姿勢を持つ。
▷学びたいことを明確にする。
私は大きく後悔しています。小・中・高と興味をもって勉強して、もっと身になる勉強をしてくればよかったなと。
スマートフォン、特にSNSや動画アプリとお友達になっている場合ではありませんでした。
現在スマートフォンと親友になっている方も少なくはないはずです。
自分の興味のあることや好きなことだけでももっと勉強しておけばよかったと思っています。そして、これからはもっと勉強しようと思います。
それは、自分の興味や好きなことを勉強するだけでも、そこが自分の強みとなったり、のちに自分を救うための手段となったり、生きる道となる時が来るからです。
”後悔先に立たないけど役に立つ”
小学生の時の担任の先生が私に伝えてくれた言葉です。
今、まさしくこの状況であり、小・中・高と勉強を意欲的に取り組んできませんでしたが、その後悔を今、そしてこれから役に立てていこうと思います。
皆さんも学びたいという姿勢をもって勉強してみることをお勧めします。
そして、意味のない勉強はない!!
これは間違いなく言えることです。
中学生・高校生の皆さんからは一歩先輩からのお話としてお伝えしたいお話でした。
人生の先輩である皆さんからは少し生意気ともとれる内容であったかもしれませんが、これが今の私が伝えたいことでした。
私はなりたい自分を目指して今日も生きる。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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