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📼 カセットテープな時代 | 絶滅した技術

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手持ちのカセットテープについて語ります。個人の感想なので学術的、資料的価値はありません。あと網羅してません。
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2024年9月の記事一覧

📼 カセットテープな時代#004 | maxell, UD II(初代), TYPE2, 1984年頃

多分UD IIの初期バージョンだと思います。マクセルと言えばUD IIと記憶している人も多いのではないでしょうか。月9とかのテレビドラマの中で「マクセル ユーディー ツー」というCMが流れていたんじゃなかったかな。 当時はCDをカセットテープにダビングすることが多かったので、ドラマの主題歌のCDをUD IIにダビングした人も多かったことでしょう。 といっても、このテープはその少し前の時代です。私もこのデザインはあまり記憶にないんです。UD IIはマニア向けではなく大量に生

📼 カセットテープな時代#003 | SONY, DUAD, TYPE3, 1978年頃

カセットテープはTYPE1, 2, 4があってTYPE3は欠番だと思っている人もいるかもしれませんが、TYPE3は昔は存在しました。種類はFe-Cr(フェリクローム)。簡単に言うとTYPE1と2を貼り合わせたようなテープです。 理由は、TYPE1(ノーマル)は低音に強く、高音に弱い。逆に、TYPE2(ハイポジ)は低音に弱く、高音に強い。それならば貼り合わせることで低音、高音の両方に強いテープができるのではないかと。 私はちょっと後の世代だったので実際の音は聞けていませんが

📼 カセットテープな時代#002 | SONY, UX Master, TYPE2, 1987年頃

TYPE4(メタル)は音にこだわりがあるちょっとマニア向けのイメージでしたが、一方、TYPE2(ハイポジ)はちょっとライトだけどいい音という若者ウケの良いイメージでした。とはいえこのUX MasterはSONYハイポジの最高峰ということでマニア向けに近いですね。 こちらも未開封だと10,000円前後で取引されているようです。開封済みのものを持っていないため、録音した時の音質の記憶がありません。今更開封するのは恐れ多く。。。

📼 カセットテープな時代#001 | SONY, Metal Master, TYPE4, 1982年頃

高級カセットテープの中では一番有名なテープではないでしょうか。中身もシュリンクもデザインがかっこいい。SONYはカセットテープ3強(SONY, TDK, Maxell)の一角ですが、カセットデッキもコンパクトプレーヤーもカセットテープも全部手がけてました。当時は音楽でのSONYの存在感は抜群でしたね。 TYPEは4のメタルです。現在はTYPE4の録音ができるカセットデッキは販売されていません。再生はTYPE2がOKなら互換性があったと思います。 今はフリマサイトで1万円を