2022年6月前半日記(映画「バブル」「シン・ウルトラマン」、「ゲルハルト・リヒター展」、東京競馬場など)
6月×日
新宿ピカデリーで「バブル」(荒木哲郎監督)
アニメはめったに見ないのだが、なんとなく観てみる気に。
予告を見た感じでは、新海誠監督の「天気の子」の二番煎じか、と思ったが、観てみるとそこまで似てはいなかった。
「天気の子」はファンタジーだがこっちはSF寄り。
ストーリーや世界観、設定はこっちの方が断然上。ファーストコンタクトもののSFとして悪くない設定/物語。
でもそれ以外は「天気の子」の方が上かな。
こちらは登場人物が類型的でセリフも陳腐。アクションシーンをほめる声も、絵が綺麗という声もあるようだが、ふーん、という感想。
やっぱりアニメは苦手だ。
ハリウッドで滅茶苦茶お金をかけて実写化したらかなり面白いものになるのでは、と思った。
6月×日
梅雨入りしてから、色々なところでアジサイが目につく。
6月×日
新宿ピカデリーで「シン・ウルトラマン」(2回目)
子供の頃大好きだった児童公園があった。
その公園は少しずつイメージチェンジして行って、それにつれてあまり好きじゃなくなって、次第に遊ばなくなっていった。
もう大昔の話でいまさら児童公園でもないのだが、今回ある人がその一番最初の児童公園を再現して作った、というので行ってみた。
自分の思い入れは自分の思い入れなので、他人が再現したもので期待が満たされることが無いのは予想していた。
だからその点は別にがっかりしなかった。
ただ、それはそれとして、単純に公園として見てもあまり出来は良くないんじゃないの?
という気はした。
それでも、やはりあの大好きだった児童公園の面影が無いわけではないので、気に入らないのはわかっていたけれどももう一回行って来た。
そんな感じ。
特に最初の感想に付け足すものは無かったけど。
6月×日
東京国立近代美術館で「ゲルハルト・リヒター展」
現代アートの巨匠らしい。
まだ開催されたばかり。こういう展覧会ってのは開催の後半の方が客が増えるというし、しかも平日の昼間なのでかなり空いてるんじゃないかと思ったのだが、けっこう混んでいた。
人気があるんだなあ、と。
いくつか興味を惹かれるものもあったが、あまりグッとくるものは無かった、というのが正直なところ。
今なんとなく「ゲルハルト・リヒターって全然良いと思わないんだよな」って言いにくい空気がちょっとあるような気がする。
これが「ゴッホって全然良いと思わないんだよな」なら全然言える。
これはゴッホに比べてリヒターがまだペーペーだということなんじゃないかと思っている。
6月×日
母の4回目のワクチン接種予約完了。
もうあんまり先を争って、という感じは無くスムーズに予約できた。
6月×日
東京競馬場。
第2レースで1頭の馬が、スタートはしたけどダッシュせず、2,3歩トコトコと歩いたと思ったらそのまま止まってしまった。
結局その馬は競走中止に。
なかなかゲートを出ないで大きく出遅れ、ってのはたまに見るけど、普通に出たのに走らないのは珍しい。
その馬の馬券を買っていた人には気の毒だが、ま、走りたくない日もあるよな。