本当の自分で生きる その②
「人にはエネルギー体というものがあって……」
よく分からない話しが始まる。
「面白いって聞いて来たのに、別にそんなに面白くないじゃん。」
ふとそんな思いがよぎりながらも、とりあえずは楽しも〜って気楽に瞑想会の時間を楽しんだ。
そしてエネルギー伝授というわけのわからないことをすると言われて、受けたい人は○○円だよ〜なんて楽しそうに言う講師。
その場にいた約30人、私以外がみんな受けるという。それには私も少し驚いた!「え?!まじ?!」
と、思いつつとりあえずどんな感じなのか見てみよ〜って見学することにした。
1人また1人、立った人からエネルギー伝授を受ける。何人か終えたところで、
「じゃあ次はバージョン2受ける人いる?」
と講師。
「お願いしまーす」
と1人の女性が立ち上がった。
私はどんなものかと興味津々だけど、ボーッと見ていた。。。すると、講師と女性の間に光の線が見える。
「ん??」
よくある強い太陽光線を見た後に残る光の線みたいなものだ。
それがなぜだか、どんどん増えていく。
「ん??ん?????!!!!」
そして、講師が
「ふんっっっっ!!!!」
という大きな声と共にその線が一気に消えた!!
私「えーーーーーっっっ!!!何あれ!!!?」
と心の中で大絶叫!
その場で私も受けたい!って言いたかっけど、どうやらバージョン1を受けてないと受けられないらしい。そして、その時の持ち合わせがないという理由もあり残念ながらその日は受けられなかった。
その瞑想会はよくわからず過ぎたけど、あの衝撃的な出来事が忘れらなかった。
後日、講師の自宅でも瞑想会があるとの事だったので、申込をさせてもらい参加できることになった。
自宅からは車で約3時間。初めて行く場所だしさすがに1人で運転するのもな〜って思ったので、夫を誘うも頑なに「行きたくない」ということだったので、1人で行くことに。
そして、楽しみにしていた当日。初めてエネルギー伝授を受けることができた。
なんだかよく分からないけど、体感もあったようななかったような。。。。
その日、参加者の1人から「受ける前と受けた後では雰囲気がとっても良くなりましたね」と言われ、なんとなく嬉しい気持ちに。
その日から、実感するほどの心の変化はないけど、だんだんと自分を出すことに抵抗が全くなくなってきたと言うか、さまざまなことに我慢ができなくなってきた。
そして1ヶ月後のある日の夕食後、、、
私は夫に「別れたい」となんの前触れもなく、突然告げました。
続きはまた……