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omio_3030
セミがこの夏、わたしにエピソードをもたらした
今晩は当直で。明日はお盆が近いから、母さんの法要を予定してて。ゆえに着ていく服は、黒のワンピース。そしてこの服は、エピソードを作ってくれた一着でもあって。
ある日の昼間のこと。わたしはのどかな商店街を歩いてました。夏休みだったこともあり、部活帰りと思しき中高生もいるくらい、わりと人通りはあったはず。
「ジッ」
ふとした瞬間でした。歩いてるわたしの背中に、何かが停まった気配がして。恐る恐るこのワンピースをパタパタ動かしました。
「ジジジ」
うわぁぁ。たぶんセミのはず。予想もしない襲来に、ひとり慄くわたし。これでもかと服を揺らしたのです。
どうにか、どっかへ行ったはず。怖いから触れての確認はしませんでした。でももう、これで一安心。機嫌を取り戻して、ふんふん軽快に歩き始めます。
数分歩いた後、やっぱし肩口に違和感を感じて。念のため、軽く払うようにしてみたら…「ジジジジジ」。
うわぁぁぁ。暑い夏の最中、突然道の真ん中でしゃがみ込み、必死に服をバッサンバッサンし出す女。周囲から見れば、変テコリンな奴に違いない。
同じことを繰り返したくないから、今度はちゃんと触れて確認です。ようやく飛び立った様子。心臓のバクバクがしばらく続いたのでした。
あのセミはどこから来たんだろう。なぞ過ぎました。もうネタでしかないやん。いつかnoteに書こうと決めた瞬間です。早くも披露できて良かった。
*
さて。そろそろ仕事の準備をします。南海トラフ地震に備えて、ではないですが。災害時にはどんな業務体制を取るのか、出勤したら確認しとかなきゃなて思ってるのでした。
では また