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2023.10.17(火)株式相場           株式相場の記録をしていきます

経済動向

  • 日経平均株価は前営業日比381.26円高と反発。前日に日経平均は先物主導で650円あまりの下落をみせたが、前日の欧米株市場が全面高に買われたことを受け、大きく買い戻される展開となった。上げ幅は朝方に600円に達する場面があったが、中東での地政学リスクが意識されるなか、徐々に戻り売りに押される展開に。バイデン米大統領のイスラエル訪問が伝わると、イスラム組織ハマスとイスラエルの武力衝突の激化が避けられるとの思惑から株価上昇を後押ししたが、実需買い需要には乏しく、その後は3万2000円近辺でのもみ合いとなった。値上がり銘柄数は全体の74%を占めたが、売買代金は3兆1000億円台で8月29日以来となる低水準となった。

  • 中国株式市場は自社株買い計画の発表が相次いだことを受け、反発して取引を終えた。世界的な株高もセンチメントを押し上げた。上海総合指数の終値は9.6834ポイント(0.32%)高の3083.4
    964。上海と深センの株式市場に上場する有力企業300銘柄で構成するCSI300指数終値は12.805ポイント(0.35%)高の3639.402。香港のハンセン指数終値は132.98ポイント(0.75%)高の1万7773.34。

  • 欧州株式市場は反落して取引を終えた。振るわない業績見通しを発表する企業が相次いだことや、ユーロ圏の債券利回りが上昇したことが株価を圧迫した。

  • 米国株式市場は反落して取引を終えた。金利の上昇を嫌気した。また、米政府が人工知能(AI)用半導体の中国への輸出停止を計画していると発表したことを受け、米半導体大手エヌビディアが下落。フィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)も急落した。米政権は17日、エヌビディアなどが設計したより高度な人工知能(AI)用半導体の中国への輸出停止を計画していると発表した。米経済指標が底堅い内容となったことを受け、米長期金利は上昇した。9月の小売売上高は前月比0.7%増と市場予想(0.3%増)以上となった。

  • バイデン米大統領は17日、予定していたヨルダン訪問を延期することを決めた。約500人が死亡したパレスチナ自治区ガザでの病院爆発を受けた。ホワイトハウス当局者は「ヨルダンのアブドラ国王と協議した結果や、パレスチナ自治政府のアッバス議長が発表した服喪期間を踏まえ、バイデン大統領はヨルダン訪問と、両指導者およびエジプトのシシ大統領と予定していた会談を延期する」と述べた。その上で「(バイデン氏は)これらの指導者らと近く対面で話し合うことを期待し、今後数日にわたり定期的に直接連絡を取り続けることで一致した」とした。

↓10/17 (火) 経済指標をまとめました。

2023/10/17

今後の重要イベント

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